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内藤シリーズ(1) 内藤の詰将棋 付 実戦即詰集 詰将棋と投了図の研究 |
[総合評価] B 難易度:★★★☆ 見開き2問 内容:(質)A(量)B レイアウト:A 解答の裏透け:C 解説:B 中級〜向き |
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【著 者】 弘文社 | ||||
【出版社】 日本文芸社 | ||||
発行:1973年 | 0276-30041-2270 | |||
定価:630円 | 220ページ/18cm |
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内藤シリーズ(1) 内藤の詰将棋 付 実戦即詰集 詰将棋と投了図の研究 |
[総合評価] B 難易度:★★★☆ 見開き2問 内容:(質)A(量)B レイアウト:A 解答の裏透け:C 解説:B 中級〜向き |
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【著 者】 弘文社 | ||||
【出版社】 日本文芸社 | ||||
発行:1973年 | 0276-30041-2270 | |||
定価:630円 | 220ページ/18cm |
【本の内容】 | ||||||||||||||||
・詰将棋=計179問(コラム内のもの、実戦詰将棋を含む)
・【コラム】一呼吸のゆとり/一局の人生/曲詰め(あぶり出し、オメデトウ) |
【レビュー】 |
7手・9手・11手詰中心の詰将棋問題集。 第1章〜第3章は普通の詰将棋集。第1章は1〜7手詰となっているが、実際は大部分が7手詰で、たまに1手や5手が煙幕のように紛れている感じ。なので、1手詰から収録されているからといって、あまり詰将棋に慣れていない人は手を出さないように。 詰将棋の造りは内藤作品そのもの。コンパクトな作品ながら、適度にマギレがあって結構考えさせられる。特に7手詰はかなり難しいものもあって挫折してしまいそうになったが、9手詰・11手詰は意外と解けたりする。「投げ出してしまいそうなのに続けられる」という、絶妙なバランスが魅力。 第4章は実戦からの出題。内藤本人の実戦、タイトル戦、アマの対局など、題材はさまざま。詰将棋的な妙手は少ないものの、実戦特有の手筋があったり、不要な持ち駒がかえって悩むもとになったりと、「創られた詰将棋」とは異なる独特の感触がある。平易ながら、かなり難しいものも含まれている。 全体的にそこそこ骨のある詰将棋集であり、7割以上解けるようなら十分有段者。「はじめに」に「この程度なら、初級の人や詰将棋があまり得意でない人でも『直感』の範囲内」と書かれているが、さすがにそれはない(笑)。 他書でもそうだが、本人が筋に明るいせいか、内藤プロは世間一般の将棋ファンを過大評価しているような気が……。それとも謙虚さの裏返し?(2005Nov26) |