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| ■二上の詰め将棋 |
 zoom 将棋タウンさんthx! |
実戦力を養う 二上の詰め将棋 |
[総合評価] B 難易度：★★★☆ 見開き1問 内容：（質）A（量）B レイアウト：A（2色刷り） 解答の裏透け：B 解説：A 中級～向き |
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| 【著 者】 二上達也 | ||||
| 【出版社】 東京書店 | ||||
| 発行：1974年 | ISBN： | |||
| 定価：680円 | 252ページ／19cm | |||
| 【本の内容】 | |||||||||||||||||||||
・詰将棋=計108問
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| 【レビュー】 |
| 5手詰～15手詰の詰将棋問題集。 手数に対する難度はLv.4～7くらい。レイアウトは見開き1問で、盤面図の上側に手数表示、右側にタイトル、下側にヒント・研究・棋力判定がある。盤面以外を隠したい人は、専用のシートを作るしかない(笑)。「研究」はほぼ第2ヒントといってよい。「棋力判定」はすべて制限時間10分で、問題の難度によって7級から初段までを判定。 また、盤面は駒型で2色刷り。東京書店独特の盤面図だが、本書の場合はずいぶん見やすい。 解説は詳しめ。変化の解説だけでなく、「作品の解説」も織り交ぜられ、面白く読める。なので、問題が解けても解けなくても、解説文はしっかり読むべし。 本書の詰将棋は、「持駒がカナケのみ」というものが非常に多い。持駒が「金金」「金銀」「金金銀」「金銀銀」「金銀銀銀」「銀銀」「銀銀銀」など。角や桂が追加されているものもあるが、他の作家に比べてとにかくカナケが多い。二上詰将棋の特徴なのかも？（まだあまり他の二上本を見ていないので分かりません） 逆に香の持駒はほとんどなかった。カナケ駒は必ず密着王手になるので、乱舞型のような華々しさはないものの、王手の数が多くて結構歯ごたえがある。 なかなか骨は折れたが、「解いたなー」という解後感が嬉しい一冊だった。(2005Jun07) |
