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■有段者への道案内

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有段者への道案内
zoom
級位者のための実力養成講座
有段者への道案内
[総合評価] C

難易度:★★★

見開き2問
内容:(質)B(量)A
レイアウト:A
解答の裏透け:A
解説:C
中級〜上級向き

【著 者】 宮崎国夫
【出版社】 木本書店
発行:2004年3月 ISBN:4-905689-77-5
定価:1,200円 226ページ/19cm


【本の内容】
前半
上段
有名戦法の
ワンポイントアドバイス
四間飛車「独走銀」退治(5問)/四間飛車・ナナメ棒銀(6問)/
四間飛車・棒銀(3問)/四間飛車・3五歩早仕掛け(7問)/
四間飛車「角交換」退治(1問)/四間飛車退治・4五歩早仕掛け(2問)/
四間飛車・鬼桂(1問)/原始棒銀退治・四間飛車(1問)/
棒銀退治・四間飛車(7問)/ナナメ棒銀退治・四間飛車(5問)/
6五歩早仕掛け退治・四間飛車(8問)/相矢倉必勝法(23問)/
石田流退治(8問)
77問
前半
下段
実戦に出てくる
覚えておきたい
手筋と詰将棋
美濃囲いを詰ます基本(1問)/美濃囲いを攻略する基本手筋(9問)/
即詰みの基本手筋(3問)/即詰みの応用手筋(5問)/
古作詰将棋(3問)/大道詰将棋(4問)/対居飛車戦の決め手(11問)/
居飛車玉を即詰み(10問)/相居飛車戦の決め手(31問)
77問
後半   相居飛車戦の即詰み(12問)/対振り飛車戦の決め手(17問)/
振り飛車玉を即詰み(15問)/相振り飛車戦の決め手(11問)/
相振り飛車戦の即詰み(11問)
66問

◆内容紹介(表紙より)
有段者も納得の手筋・詰将棋。伸び盛りの初心者はもちろん、再出発を期した万年級位者たちのために、30年間将棋道場の席主をつとめた筆者が日々の立会いで見てきた、錯覚や、思い込みで失敗しやすい基本局面を出題、方向性をチェックしながら有段者の高みに導く実戦講座!後半には有段者にも手ごたえのある問題が多数。


【レビュー】
総合的な次の一手問題集。定跡次の一手、囲い崩し、実戦必至、実戦即詰みなど、広い範囲の問題を取り扱っている。

レイアウトは紙面が上下二段に分割された形式を採用していて、上段では主に定跡次の一手、下段では終盤の手筋問題が多い。見出しが大きく、「あ、あの問題どこだっけ」というときに楽に探せるのが良い。また、解答部のバックを網掛けにすることで、問題集にありがちな裏透けがほとんどなくなっている。レイアウト・構成上は非常に優秀なので、他の問題集にも取り入れてほしい。

設問は「級位者が失敗しやすい基本局面からの出題が多数」とのこと。比較的良問が多いし、特に終盤問題では実戦的な必至や追い詰め問題が多いのは好感度高し。また問題数も計220問と満足できる数だ。

ただ、肝心の解説部が今ひとつ。大きな文字と広い行間で、一見読みやすく見えるが、一行の文字数が少なくなっているので逆に読みづらい。解説は正解の変化に限られており、大局観の説明や第2候補・第3候補など失敗例の解説がほとんどない。「級位者が失敗しやすい局面」なのだから、失敗例の解説をしっかりしてほしかった(この点では『アマの将棋 ここが悪い!』シリーズ等が優秀)。また、終盤問題はスペースの都合で変化の省略が非常に多いのもマイナスポイント。

解説で省略された変化をしっかり自主検討できる人なら、まずまずの本。タイトル看板とは少しずれて、初段〜二段くらいの人向けだと思う。(2004Sep18)



【関連書籍】

[ジャンル] 
次の一手問題集
[シリーズ] 
[著者] 
宮崎国夫
[発行年] 
2004年

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