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■今宵、あの頃のバーで

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今宵、あの頃のバーで
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将棋連盟選書
今宵、あの頃のバーで
 

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【著 者】 先崎学
【出版社】 日本将棋連盟/発行 マイナビ/販売
発行:2011年10月 ISBN:978-4-8399-4080-5
定価:1,470円(5%税込) 256ページ/19cm


【本の内容】
第1章 摩訶不思議な棋士の脳 フルエル
プロ棋士は何手読む?健康ランドにて数えてみた
近藤君の中飛車愛
平成三年生れ
摩訶不思議な棋士の脳
将棋と人生は別――。羽生の言葉をどう解すか
タイトル戦予想の苦い思い出
「将棋日和」の夜、村山城の沈没
全県制覇を達成し、若き日の仕事を思う
郷田がさりげなく口にした、凄いひと言
プロ棋士にとって欠かせないチェスクロックとその進化
名人戦の前夜祭、森の小動物のような室田さんに化かされる
オジサン棋士が三人寄れば、将棋界の未来に思いをはせる!?
対局で遭遇した珍しい戦型に頭を悩ませる、研究の秋
新型インフル騒動で、トップ棋士たちの豊かな人間性に出会う
NHK将棋講座収録の息抜きとその舞台裏
ハプニング待ちで迎えた順位戦最終局の行方は?
対局後も詰将棋と睨めっこ 将棋の基本は詰みにあり
対局に臨む朝のマニュアル
"怪人"の笑み、棋士の好奇心 三人寄れば詰将棋あり
"ばか詰"から"推理将棋"まで 挑まずにはいられないパズルの妙味
雀荘から居酒屋へ流浪する早指し対局終了後の愉しみ
"マキ割り流"佐藤大五郎九段逝く 対局の朝のお茶目な逸話
 
第2章 将棋まつりの悲劇 『3月のライオン』作者にプロの取材を見る
将棋まつりの悲劇
悲劇は連鎖する
石垣島の将棋教室
流行にちかいところにいる自分の気恥ずかしさ
特Aクラスのゲームおたく、千葉君の碁
東大生のノートは別世界
『どうぶつしょうぎ』に熱中する将棋指し
修業時代を呼び起こしたアリスの「チャンピオン」
十七歳で頂点に立つ気持
男近藤、キラキラと眼を光らせて正論をぶち上げる
筋トレと格闘技が好きな里見香奈女流名人の素顔
「詰むや詰まざるや」の感覚は江戸から現代までどう変わったか
「棋士は記憶力がいい」という説は本当なのか
ジム後に向かった将棋連盟控室「正のスパイラル」を目撃する
「正座のプロ」がコッソリ教える 長時間座っても痺れないコツ
「四十歳ならでは」の指導対局を考えてみた
 
第3章 将棋はコワいねえ 迫力ある常套句「将棋はコワイねえ」
誤植ではない、のだが
最年少女流棋士のナイスフォロー
大事な対局の終盤に浮かんだ、死のイメージ
大詰めを迎えた順位戦に思う、将棋に対する「礼」
痛恨の敗戦――。だが、物語は来年へとつづく
かくして、私はボクシング将棋のリングへ――。
詰みが目前というその時!?ボクシング将棋の結末や如何に
盲人将棋大会でもらった感動
現代将棋とは何ぞや?戦法の流行は世相を表す
仲良し同士の対局だろうと囲碁も将棋も「勝負は勝負」
 
第4章 ミステリーおたくの名推理 選挙速報に思う、感動を得るための手段とは
千日手指し直し局の駒並べ中、ふと浮かんだ違和感
笑い鰻
「浪人時代」を脱出した自分へのご褒美
妻に「負けました」と言わしめた会心作
ツイていないときの持論
ケイタイ大捜索作戦の幕明け
ミステリーおたくの名推理
一対一の真剣勝負、人間が発する真の気とは
"ハブ数"あなたはいくつですか?
「先生」という敬称を考える
棋士とコンピュータの関係はもしかして誤解されている?
理系人間?文系人間? 棋士はどちらのタイプが多いのか
十五年前に刷り込まれた ゴルフをめぐる誤解とは
目の前が真っ暗になっても「現状最善を尽すべし」
連載五百回を超えてふと考える 文章を書く意義、将棋を指す意味
「断捨離」ブームに乗って大掃除 幼き日の懐かしの品を発掘する
 
第5章 将棋を指す日常が揺れた
三月十一日
将棋を指す日常が揺れた三月十一日
対局がある、勝たないと負ける-悩みながらも徐々に日常に戻ること
引退後の大内九段の姿に将棋指しの理想像を見る
初めて街頭に立ち募金箱を持った日
今宵、あの頃のバーで
羽生対森内、黄金カードの名人戦は思わぬ展開に――
人がボードゲームに夢中になる姿に、穏やかな日常を願う
順位戦開幕。初日から控室は熱気に満ち溢れた
「才能」という語は消え去るか
梅雨が明けて到来したのはポカを生み出すコワい季節
マイナビ女子オープン予選 女流棋士の戦国時代は続く
プレイヤーが評論家に徹する それは予想外に苦しい行為だ
風邪を引いて熱を出しても将棋 熱を上げるのもやっぱり将棋
 

第1章 摩訶不思議な棋士の脳
今の今まで、目の前にずっと対座していた人間が誰だか分らなくなってしまうというのだから、ほとんど超常現象である。個性豊かな棋士たちの思考回路や生態に迫る23編。

第2章 将棋まつりの悲劇
詰将棋最強コンビと濃いオッサン三人組。このプロ五人に悲劇が待ちかまえていようとは、想像だにしなかった。指導、イベント、大盤解説会――仕事で起こった数々の事件を綴る17編。

第3章 将棋はコワいねえ
この日も誰からともなくこのことばが出た。聞き飽きたひと言だが、深夜二時、疲れ果てた男たちがうつろな目をしながら呟くと、やはり迫力があった。極限状態で闘うプロの矜持を示す11編。

第4章 ミステリーおたくの名推理
「こういう時は犯人の気持になるんだ」。訝しがる妻を引っ張って、私は最初に下手人が入った映画館へと向った。棋士の愉快な日常を語る17編。

第5章 将棋を指す日常が揺れた三月十一日
こんな日に将棋を指すのか――。だが、指すとなった以上、勝つために戦うのが我々の使命――棋士は皆こんな気持だったろう。この国の基盤を根底から揺るがした震災に際し、棋士の葛藤を描く13編。

◆内容紹介
才気溢れるプロ棋士達の愉快で苛酷な日常を描いた週刊文春の人気連載「先ちゃんの浮いたり沈んだり」から81編を収録。単行本化にあたり図面と注釈を加えて再編集しました。


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【関連書籍】

[ジャンル] 
エッセイ
[シリーズ] 将棋連盟選書
[著者] 
先崎学
[発行年] 
2011年

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