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■第57期将棋名人戦

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第57期将棋名人戦 [総合評価] D

難易度:★★★☆

図面:見開き2〜3枚
内容:(質)B(量)C
レイアウト:A
解説:B
読みやすさ:A
中級以上向き

【編 者】 毎日新聞社
【出版社】 毎日新聞社
発行:1999年7月 ISBN:4-620-50477-7
定価:1,500円 207ページ/19cm


【本の内容】
【名人】佐藤康光 (防衛) 【挑戦者】谷川浩司
 

先−後

戦型 観戦記  
第1局 ●谷川−佐藤○ 横歩取り△3三桂 甘竹潤二 27p
第2局 ○佐藤−谷川● 横歩取り△8五飛 加古明光 29p
第3局 ○谷川−佐藤● 角換わり相腰掛銀 関 浩 27p
第4局 ●佐藤−谷川○ △四間飛車▲鷺宮定跡 福井逸治 27p
第5局 ○谷川−佐藤● 角換わり相腰掛銀 加古明光 21p
第6局 ○佐藤−谷川● △四間飛車▲居飛車穴熊 山村英樹 25p
第7局 ○佐藤−谷川● 横歩取り△8五飛 加古明光 23p

・盤側の記(加古明光)=17p


【レビュー】
名人戦の観戦記。

前期フルセットで破れた谷川がリターンマッチを挑む。同じ顔合わせながら、今期は矢倉がなく、代わりに横歩取りが3局登場した。ちょうど△8五飛戦法が流行していた時期だ。先手番を交互に入れ合った前期と違い、今期は佐藤が2連勝。しかし谷川が伝家の宝刀「角換わり」を軸に3連勝し、非常に面白い展開となった。

最終的には横歩取り3局を制した佐藤が、2年連続のフルセットに決着をつけた。ただ、名人戦に限れば角換わり後手番で5連敗であり、課題を残したと言えよう。

個人的には第2局の▲9六角がとても印象に残った。名角とはいえないが、自分でもこういう角を打って勝ちたいものだ。

ところで以前から気になっていたが、今期は特に「同時進行」に関する話が目につく(16p,59p,130p)。一日目の翌日朝刊には第一譜を載せるというもので、数年前から毎日新聞のウリになっている。しかし「同時進行なので○○はご容赦願いたい」と言い訳を連発されると、「観戦記の質が落ちるくらいなら同時進行なんてやめてくれ」と思う。読者が観戦記に求めているものは速報性ではないと思うのだが…。

また、長年続いてきた巻末の「名人戦○期の全記録」と「A級順位戦成績表」は、今期から削除された。(2005Jul15)



【関連書籍】

[ジャンル] 
名人戦観戦記
[シリーズ] 
[著者] 
毎日新聞社
[発行年] 
1999年

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