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■ぴょんぴょんしょうぎ

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ぴょんぴょんしょうぎ
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ぴょんぴょんしょうぎ [総合評価] B

難易度:★


幼児向き

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【作】 たかはし やまと 【絵】 よりふじ ぶんぺい
【出版社】 ポプラ社
発行:2009年8月 ISBN:978-4-591-11034-8
定価:1,554円(5%税込) 20ページ/21.5cm×29.5cm


【本の内容】
◆内容紹介
親子で遊ぶかえる将棋!
【効果1】楽しく論理的思考力が身につきます。
【効果2】「お願いします」「負けました」。礼に始まり、礼に終わる礼節が学べます。

「ぴょんぴょんしょうぎ」で地頭力が身に付く!!!/マグネットこま、ボードつき!/栄光ゼミナール共同開発/親子でできる!とってもカンタンなゲーム!

【もくてき】
かわりばんこに こまを うごかしていって 9まいの こまが あいての じんちに ぜんぶ さきに はいったほうの かち!

【とびかた】
てきでも みかたでも ぴょんが まえにいれば いっきに とべる!

ポプラ社「たちよみコーナー」より


【レビュー】
ボードゲーム付き絵本。幼児向け。

将棋の盤駒を使った初心者向けゲームといえば「はさみ将棋」が有名だが、それ以外にもいろいろなゲームがある。本書の「ぴょんぴょんしょうぎ」もその一つで、「歩」と「と」を使えば将棋盤と駒でプレイすることも可能。おはじきやコインで代用しても良い。

本書の構成は以下のとおり。〔写真

ぴょんぴょんしょうぎ セット内容

本の裏が盤になっている。

ぴょんぴょんしょうぎ 盤

盤を縦にして向かい合って座り、色のついた部分に自分の駒を並べ、互いに駒を一つずつ動かしていく。一回に動けるのは前方1マスだけだが、敵味方にかかわらず駒がつながっているときは、一気に飛び越えることができる。最終的に、自分の駒9個を先に敵陣にすべて入れたほうが勝ち。

「ぴょんぴょんしょうぎ」というゲームそのものの特徴としては、
 (1) 「自陣」「敵陣」が分かる。
 (2) 「捌けば捌かれる」という特質があり、案外奥深い。
   自分が一気に跳ぼうと駒をつなげると、相手にも跳ぶチャンスを与える。
 (3) (こども相手に)わざと負けるのが簡単。
   局面が後退しないので、わざと悪手を指しやすい。
 (4) 交互に指すことを理解できる。


本書の特徴としては、

●良い点
 (1) 駒がかわいい。こどもがとっつきやすい。
 (2) マグネットなので、ドライブ中の車内(後部座席)などでもできる。


●いまいちな点
 (3) 片づけがちょっと面倒。パレット(葉っぱ)の穴にハメていかないといけない。
   パレットにはめないと、駒が簡単になくなる。危うくパレットを捨てるところだった。
   盤を本の内側にして、マグネットに貼り付けたまま片付けられる方が良かったかも。
 (4) 『
どうぶつしょうぎ』より高い…

5歳の娘に『どうぶつしょうぎ』と同時に出してみたところ、最初は「ぴょんぴょんしょうぎ」の方がかなり食いつきが良かった。早ければ2〜3分で決着がつくので楽しかったようだ。もうちょっと低年齢のときに出しても良かったかもしれない。(2010Apre06)


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【関連書籍】

[ジャンル] 
変則将棋や本将棋以外
[シリーズ] 
[著者] 
たかはしやまと よりふじぶんぺい
[発行年] 
2009年

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