第1章 |
将棋の目(エッセイ) |
(1)ユメ (2)ヨミ (3)碁の功徳
(4)個性 (5)芸師 |
16p |
第2章 |
自戦記「十五番」 |
(1)初陣のころ(vs飯塚勘一郎六段,角落)
(2)高野山の決戦(vs大山康晴七段)
(3)飛車落指導棋戦(vs関英雄アマ四段,飛落)
(4)珍形・相棒銀(vs丸田祐三八段)
(5)棒銀対策の新手6四角(vs板谷四郎八段)
(6)中飛車に対する金の繰り出し(vs大山康晴前名人)
(7)振飛車の新戦法(vs塚田正夫九段)
(8)向飛車3四銀の反撃(vs塚田正夫九段)
(9)指さなかった研究手(vs松田茂行八段)
(10)5九金寄の珍型(vs荒巻三之六段)
(11)新傾向相掛かり戦の初期(vs木村義雄名人)
(12)端角の応酬(vs金高清吉七段)
(13)棒銀対金矢倉(vss木村義雄名人)
(14)会心の一局(vs加藤治郎八段)
(15)陣屋事件後の一局(vs木村義雄名人) |
154p |
第3章 |
升田将棋教室 |
(1)考え方について、バランスの取り方
(2)恐怖心について、強い人と指すときの心得
(3)形勢の見方について、駒の働き
(4)形勢の味方について、良形・悪形
(5)中盤の捌き、攻強・防弱
(6)中盤の捌き、位の奪還
(7)中盤の捌き、局面を冷静に眺めよ
(8)中盤の捌き、捌けば捌かれる
(9)中盤の捌き、調子に乗りすぎないこと
(10)中盤の捌き、駆け引きの妙味 |
62p |
第4章 |
酒と将棋で勝負する |
対談(升田幸三九段・内藤国雄八段・板谷進六段) |
22p |
※「将棋世界」「近代将棋」などの将棋雑誌、および『勝負の虫』(朝日新聞社,1960)に掲載された自戦記から15局を撰集したもの。
◆内容紹介(まえがきより抜粋)
(前略)感想戦の際に、要所要所での自分の思考内容を全面的に吐いてしまうかどうかは疑問である。あとあとの勝負に差し支えのある箇所は、さっと素通りする場合も十分考えられる。だが、「自戦記」となるとそうはいかない。後々に残る自分の将棋の歴史の一コマになるからである。だから、感想戦のときのドロを全部吐きつくしたものが「自戦記」だ。(後略)
|