谷川の人気と米長の三冠王で沸いた一年 |
・将棋史上、記念すべき年<昭和58年度> |
10p |
プロ棋士の美学 |
・執念のこもった一手<昭和58年4月・5月>
・胸をうつ二上の頑張り<6月>
・順位戦の魔力<6月・7月> |
42p |
波乱含みの名人戦リーグ |
・真似のできない大山の強さ<7月・8月>
・鍛え抜いた脳のスタミナ<9月>
・高橋五段、王位へ<9月・10月> |
48p |
大混戦の続く一組 |
・中原、米長の追い上げ<10月・11月>
・一流棋士の強さの秘密<11月・12月>
・競り合いで勝る森の腕力<12月・59年1月> |
64p |
終盤の明暗 |
・勝負所の大激戦<1月・2月>
・ピンチに立った米長<2月>
・冬の時代に別れを告げた勝浦<3月> |
62p |
プロの一手 |
第41期名人戦/第42期棋聖戦/第24期王位戦
/第31期王座戦/第43期棋聖戦/第22期十段戦
/第33期王将戦/第9期棋王戦 |
20p |
・昭和58年度昇降級リーグ出場棋士一覧=1p
・昭和58年度昇降級リーグ戦成績=1p
◆内容紹介(表紙見返しより)
決断すれば、必ず成功するとは限らない。否むしろ、失敗する例すらある。それでも勝負師は決断を回避することはできない。非情というべきか。決断の一手が勝敗を分かつ。そこには生死を賭けた凄みがある。
『勝ち将棋鬼のごとし』『勝負の読み方』につづく「対局日誌」の昭和五十八年度版。河口俊彦氏の筆ますます冴え、プロ将棋を紹介しつつ、さながら人生読本の感あせある。
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