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定跡百科ワークブック(1) 基本定跡マスター |
[総合評価] B 難易度:★★ 〜★★★ 見開き1問 内容:(質)A(量)B レイアウト:A 解答の裏透け:B 解説:A 中級〜上級向き |
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【編 者】 週刊将棋 | ||||
【出版社】 毎日コミュニケーションズ | ||||
発行:1992年7月 | ISBN:4-89563-569-4 | |||
定価:854円 | 204ページ/18cm |
【本の内容】 | |||||||||
・次の一手問題=計50問
◆内容紹介 |
【レビュー】 |
定跡習得系の次の一手問題集。 「定跡百科ワークブック」シリーズ全8冊の1巻目だが、本書だけはやや趣向が違う。他の7冊は、「○○ガイド」に準拠・補完する形で作られているが(例えば『角換わりマスター』と『角換わりガイド』など)、本書は定跡全般から問題を取り上げているし、基本的に初級〜中級向き。また、1問につき解説が4p(図面は6枚)とかなり充実している。 「本書の特色」(p4)からいくつか抜粋しておく。 ・本書は一問一答形式。全て代表的な基本的定跡形から選題した。 ・正解は各問の候補手の中から選択する。ただし、あえて候補手を示さなかった問題もある。 ・後手番の問題も先後を逆にせず、そのまま掲載した。 ・正解手はもちろん、それ以外の候補手についても解説した。 計50問と問題数は多くないが、解説の充実ぶりはすばらしい。正解手はもちろんのこと、他の候補手についてもきっちり解説してあるし、問題図に至るまでに相手がどうすればよかったかも書いてある場合がある。 惜しむらくは、問題図に至るまでの手順が書かれてていないこと。内容的には結構易しめなのだが、問題図までの手順が分かるレベルならむしろ本書は必要ないのでは? 手筋よりはあくまでも定跡を学ぶための本なので、画竜点睛を欠いた感じがした。(2008Jan19) |
【関連書籍】 |
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