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王将ブックス DELUXE版 C ハメ手シリーズ(1) 奇襲戦法 上 |
[総合評価] B 難易度:★★☆ 図面:見開き2枚 内容:(質)B(量)B レイアウト:A 解説:A 読みやすさ:A 初級〜上級向き |
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【著 者】 芹沢博文 | ||||
【出版社】 北辰堂 | ||||
発行:1988年7月 | ISBN:4-89287-036-6 | |||
定価:800円 | 158ページ/19cm |
【本の内容】 | ||||||||||||||||||||
◆内容紹介(はしがきより抜粋) |
【レビュー】 |
奇襲戦法の解説書。 本書で解説されている戦法は、「鬼殺し」・「ヒラメ中飛車」・「角換わり筋違い角+向飛車」の3つ。この中で鬼殺しは初級者向きで、残りの2つはやや上級向きとなる。 各戦法ごとに、先に成功例(ハマリ例)を紹介し、後で受け止め方を解説している。これは同シリーズの『ハメ手撃破戦法』(1986)などと同じ。量的には多くないが、ポイントを絞った解説で分かりやすい。 鬼殺しは「△6二金」を知られていたらどうしようもないのであまりオススメできないが、他の2つは正確な対応をされても結構有力。 特に筋違い角向飛車はオススメ。感覚的には阪田流向飛車に近いし、阪田流と違って後手側に避ける権利がない。もちろん、角換わりにするかどうかの権利はあるが、角換わり志向の狙いを外す意味もあって面白く戦える。「角換わり棒銀や腰掛銀は研究(勉強)将棋でつまらない」という方は、ぜひ一度お試しあれ。(2004Oct18) |