序章 |
序中盤大事な三つのコツ |
玉は安全な場所へ/駒の方向を意識する/ほか |
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第1章 |
作戦選択と囲い方 |
振り飛車の基本/居飛車の基本/ほか |
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第2章 |
序盤のコツ20 |
まずは歩を突いていく/一つ定跡を覚える/ほか |
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第3章 |
中盤のコツ20 |
歩を突き捨てて攻めやすくする/桂馬はむやみに跳ねない/ほか |
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第4章 |
序中盤次の一手10 |
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◆内容紹介
序中盤でリードしても、終盤で簡単に逆転負けをしてしまうのが将棋というゲームですが、序盤や中盤で大きなリードを奪われてしまうと、どんなに頑張っても逆転は無理というパターンも数多くあります。
大平武洋五段は複雑な終盤の局面に比べれば、序・中盤の指し方はそこまで難しいことはないと言います。また、中盤戦でリードをうまく奪えるようになることが、勝率アップだけでなく、将棋の上達にも役に立つと言っています。
本書では序・中盤の指し方について、具体的な手順を暗記するというよりも、正しい考え方を示すことで、様々な局面で使える「指し方のコツ」を伝授するものです。
「まずは歩を突いていく」「一つ定跡を覚える」といった基本的なことから始まって、「「後回しできる手は後にする」「大駒は必要以上に動かさない」といったようなやや高度な考え方、さらには「低い陣形は飛車に強い」「角のラインには厚みで戦う」などの各駒の特性を生かしたものまで、具体例を用いて丁寧に解説しています。
これまでよく言われてきた将棋の格言だけでなく、大平五段が生み出した独自の考え方も数多く披露しています。
本書で序・中盤で相手に差をつける力を身につけてください。
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