第1部 |
講座編 |
第1章 △9四歩型ダイレクト向かい飛車
第1節 持久戦
第2節 ▲6五角
第3節 時間差▲6五角
第2章 相掛かり
第1節 対△8五飛型
第2節 対△8四飛型 |
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第2部 |
自戦記編 |
第1局 松本佳介六段戦
第2局 糸谷哲郎五段戦
第3局 牧野光則四段戦
第4局 中座真七段戦
第5局 横山泰明六段戦
第6局 伊奈祐介六段戦
第7局 中田功七段戦
棋譜解説(13局) |
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第3部 |
次の一手 |
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◆内容紹介
△4二飛と途中下車することなく、△2二飛と一気に回る「ダイレクト向かい飛車」。後手番ながら積極的にポイントを挙げにいく戦法としてプロ間でも注目を集めています。
本書にはこの戦法のスペシャリストである大石直嗣六段による講座と自戦記が収録されています。
講座は最新の「△9四歩型ダイレクト向かい飛車」の他に大石六段得意の「相掛かり」、自戦記はそれら2戦法を原動力として昇級を勝ち取った第72期順位戦を中心に羽生善治名人にダイレクト向かい飛車で勝ったNHK杯戦など、計20局を掲載しています。
まず講座で考え方を学び、その後の自戦記でそれが実戦でどのように使われるか、生きた題材でみていくことで、より戦法を深く理解することができるようになっています。
普段からダイレクト向かい飛車を指している方も、これからダイレクト向かい飛車を指してみようと思っている方も、この戦法を指しこなすにはスペシャリストに聞いてみるのが一番です。
大石六段の研究、読み、大局観が凝縮された256ページ。
すべてのダイレクト向かい飛車ファンに読んでいただきたい一冊です。
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