カンキの双玉詰将棋傑作選 上巻 |
[総合評価] A 難易度:★★★☆ 見開き一問一答 内容:(質)A(量)B レイアウト:A 解説:A |
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【著 者】 神吉宏充 | ||||
【出版社】 毎日コミュニケーションズ | ||||
発行:2002年12月 | ISBN:4-8399-0903-2 | |||
定価:1,000円 | 222ページ/18cm |
カンキの双玉詰将棋傑作選 下巻 |
[総合評価] A 難易度:★★★★☆ 見開き一問一答 内容:(質)A(量)B レイアウト:A 解説:A |
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【著 者】 神吉宏充 | ||||
【出版社】 毎日コミュニケーションズ | ||||
発行:2003年1月 | ISBN:4-8399-0904-0 | |||
定価:1,000円 | 222ページ/18cm |
【本の内容】 |
◆上巻 ・双玉詰将棋=計108問 5手詰=10問/7手詰=23問/9手詰=26問/11手詰=16問/13手詰=22問/15手詰=11問 ◆内容紹介 詰将棋のなかでも詰め方の玉がある作品はとくに「双玉」と呼ばれています。普通の詰将棋にはない逆王手などの返し技があり、アクロバティックな手順が魅力となっています。ただ作品自体は数が少なく、まして一冊すべて双玉といった詰将棋の作品集はほとんど例がありません。 著者の神吉宏充六段はこの双玉詰将棋の第一人者で、発表局数は数百局となっております。この中から比較的易しい作品を選び、全編双玉詰将棋作品集のいわば「入門編」としてお届けします。 |
◆下巻 ・双玉詰将棋=計108問 5手詰=10問/7手詰=16問/9手詰=16問/11手詰=15問/13手詰=25問/15手詰=10問/17手詰=8問/19手詰=4問/23手詰=2問/25手詰=1問/29手詰=1問 ◆内容紹介 詰将棋のなかでも詰め方の玉がある作品はとくに「双玉」と呼ばれています。普通の詰将棋にはない逆王手などの返し技があり、アクロバティックな手順が魅力となっています。ただ作品自体は数が少なく、まして一冊すべて双玉といった詰将棋の作品集はほとんど例がありません。 著者の神吉宏充六段はこの双玉詰将棋の第一人者で、発表局数は数百局となっております。この中から比較的難しい作品を選び、全編双玉詰将棋作品集のいわば「上級編」としてお届けします。既刊の上巻の続編にあたります。 |
【レビュー】 |
双玉問題にこだわった詰将棋作品集。史上初めて(たぶん)。しかもできるだけ短手数で、かつ5×5マスの作品に絞ってあり、双玉問題の面白さをなるべく多くの人に味わってほしいという、カンキの心意気が感じられる。詰将棋作品集というとマニア向けのものが多いが、本書は一般の将棋ファンが楽しめるユニークな一冊である。 問題は手数が少ない順に並べられ、それぞれ難易度がイラストで示してある。イラストは近代将棋誌でおなじみのこくぶさえ氏。 双玉問題は、昔の大道詰将棋などでもよく使われたもので、詰め上げた!と思った瞬間、思いもかけぬ逆王手で失敗…なんてことが多い。失敗する人ほど楽しいのかもしれない(笑)。さらに、数々の罠をくぐり抜け、みごと詰め切ったときは、嬉しさとともに感心したりもする。ぜひ味わってみてほしい。(2003Jun16) [追記]下巻の方は上巻よりもやや難しめの問題が収録されています。(2002Jun31) |