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■四間飛車道場 第四巻 4五歩

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東大将棋ブックス
四間飛車道場 第四巻
4五歩
[総合評価] A

難易度:★★★★☆

図面:見開き6枚
内容:(質)A(量)A
レイアウト:A
解説:A
読みやすさ:B
有段向き

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【著 者】 所司和晴
【出版社】 毎日コミュニケーションズ
発行:2002年4月 ISBN:4-8399-0679-3
定価:1,200円 222ページ/19cm


【本の内容】
第1章 ▲4五歩早仕掛けの駒組み   8p
第2章 △2四同角型 ▲9五歩突き捨て型|▲4三歩型|▲4五歩型 48p
第3章 △2四同歩型 △4五同銀〜△8八角成型|△4五同銀〜△同飛型|
△4五同銀に▲3三角成|△5三銀型
86p
第4章 二枚銀戦法   26p
第5章 その他の形 △6五歩型|△7三桂型|△1二香型|米長流▲4六銀|
▲3五歩早突き|△1二香早上がり|▲6九金型
48p

◆内容紹介(MYCOMホームページより、一部割愛)
藤井システムの登場により、勢いを取り戻した四間飛車。居飛車側の対策として急戦が見直されているが、本書は▲4五歩早仕掛けの最新定跡を徹底解説した一冊だ。▲4五歩早仕掛けは「振り飛車には角交換を狙え」という格言にそった作戦で、古くから定跡化されている。▲2四歩の突き捨てを角で取るか、歩で取るか、四間飛車側は頭を悩めるが、近年、△2四同角に対して▲9五歩と玉側の端歩を突き捨てる作戦が現れた。本書を読まずに四間飛車は語れない。


【レビュー】
「△四間飛車vs▲4五歩早仕掛け」専門の定跡書。その中でも「▲6八金直型」(右図)がメインテーマで、かなりのページ数を割いている。

『急戦!振り飛車破り(4)』などで解説されている「▲6九金型」と仕掛け部分は似ているが、先後とも一手ずつ手が進んでいるため、中盤以降の展開はかなり変わってくる。同じ▲6八金直型について解説している『羽生の頭脳 1』の内容は、本書にほとんど含まれている。ただし本シリーズは百科事典的要素が強い。

注目は定跡書初登場の「郷田新手」(第2章 △2四同角型-▲9五歩突き捨て型)。公式戦での初出は2000/4/10の郷田真隆vs鈴木大介(竜王戦)。△2四同角型の重要変化なので、居飛車急戦党と四間飛車党の方は必ずチェックしておきたい。(2003Sep21)



【関連書籍】

[ジャンル] 
四間飛車vs急戦
[シリーズ] 
東大将棋ブックス
[著者] 
所司和晴
[発行年] 
2002年

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