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MAN TO MAN BOOKS それからどう指す 投了からの寄せ手筋 |
[総合評価] C 難易度:★★★ 見開き1問 内容:(質)A(量)B レイアウト:A 解答の裏透け:B 解説:B 中級〜上級向き |
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【著 者】 勝浦修 | ||||
【出版社】 山海堂 | ||||
発行:1978年7月 | ISBN:4-381-00608-9 2377-906035-2732 |
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定価:650円 | 208ページ/18cm |
【本の内容】 | |||||||||
◆内容紹介(はしがきより抜粋・編集) |
【レビュー】 |
プロ公式戦の投了局面をテーマにした、寄せの問題集。 勝浦は『投了!その後は?』(創元社,2000)という本を出しているが、その本書はその原型。また、投了図からの易しい詰将棋を扱った『本ものの詰将棋 一・三・五手』(山海堂,1977)という本も出していて、その発展型でもある。本書では、投了図からの即詰みだけでなく、なぜ投了したのか、投了後はどうやるのかを解説していく。 プロの投了図なので難しい気がするが、本書の場合はすべてを読み切る必要はない。「○○と指されたらどうしますか?」と“次の一手形式”になっているので、考えやすい。ただし、詰みや必至問題ばかりとは限らず、一手一手の寄せを展開する場合や、駒割りの差を拡げるような問題もある。 テーマとしては面白かったが、問題数も解説もやや物足りないのでCにした。「最終盤のトドメが苦手で…」と悩んでいる人は、一読の価値あり。(2005Sep09) |