第一章 |
谷川浩司九段×都成竜馬五段 |
「手紙」永世名人が採った唯一の弟子、奨励会16年を支えた「師の筆跡」 |
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第二章 |
森下卓九段×増田康宏六段 |
「葛藤」「根性が…」と叱咤する師に「古い」と反発する弟子の本音 |
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第三章 |
深浦康市九段×佐々木大地四段 |
「気合」師は将棋界一の「根性男」、弟子は奇跡の難病克服 |
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第四章 |
森信雄七段×糸谷哲郎八段 |
「対極」「食うために棋士になった」師と大学院卒A級棋士の真逆 |
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第五章 |
石田和雄九段×佐々木勇気六段 |
「敬慕」弟子の対局を肴に一杯やる師匠、対局後にもかかわらず師を気遣う弟子 |
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第六章 |
杉本昌隆七段×藤井聡太七段 |
「継承」「名古屋に将棋会館を」一門の悲願を受け継ぐ天才 |
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終章 |
羽生善治永世七冠特別インタビュー |
師匠、そして12人の棋士との歩み |
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◆内容紹介
「君は、羽生善治を超えるんだよ」6師弟全13棋士を完全取材した渾身のノンフィクション。
将棋の棋士になるには、まず親代わりともいえる師匠を見つけなければならない。将棋を志した少年と師の運命の出会い、地獄の奨励会時代、プロ棋士として活躍する現在までの共闘を描く。
「師」の多くは昭和から平成を彩った名棋士たち。その名語録は圧巻です。また、「弟」はいまをときめく人気若手棋士たち。一人の棋士が育つ道のりと、それを支える家族の物語として読める内容となっています。「師弟」の対談ではなく、一人一人のインタビューを行うことによって、お互いの前では言えなかった本音に溢れた内容となっています。
口絵のカラーと各章には、棋士たちの普段見られない姿や貴重なシーンが満載です。
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