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最強将棋塾 8五飛を指してみる本 |
[総合評価] A 難易度:★★★ 見開き1問 内容:(質)A(量)A レイアウト:A 解説:A 横歩取り△8五飛を やってみたい方向け |
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【著 者】 森下卓 | ||||
【出版社】 河出書房新社 | ||||
発行:2001年11月 | ISBN:4-309-73131-7 | |||
定価:1,300円 | 247ページ/19cm |
【本の内容】 |
超急戦の基本=51p 中住まいの攻略=75p 4ニ玉型の攻防=72p 角交換型への対策=48p |
【レビュー】 |
横歩取り△8五飛戦法の次の一手問題集。 横歩取り△8五飛戦法は1997年ごろから指され始めた。最初は異端扱いだったが、後手番で主導権を握れること、そして勝率が良かったことからプロで大流行する。しかし先手からの超急戦の激しい変化もある一方で、高度な構想と深くて広い読みが要求され、アマでは難しいと敬遠する人も多い。 本書はその名の通り、横歩取り△8五飛戦法を指してみる本。すべての問題に目を通せば、△8五飛未体験の方でもいっぱしの横歩取り使いになれる。 本書の図面では、すべて後手(△8五飛を指す側)を手前にしてあるのがうれしい。また、△8五飛と引いた瞬間に角交換から▲9六角と打ってくる急戦策に多くのページを割いているのも良い。レイアウトは『四間飛車を指しこなす本』と同じ。 わたしはこの本で△8五飛を指せるようになりました。でも最近、▲山ア流ばかりで△8五飛にできない・・・ |