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勝利シリーズ(3) 将棋・勝つ受け方 |
[総合評価] A 難易度:★★★☆ 図面:見開き3〜4枚 内容:(質)A(量)A レイアウト:B 解説:A 読みやすさ:B 中級〜有段向き |
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【著 者】 大山康晴 | ||||
【出版社】 池田書店 | ||||
発行:1984年6月 | ISBN:4-262-10263-7 | |||
定価:700円 | 254ページ/18cm |
【本の内容】 | ||||||||||||
◆内容紹介(表紙見返しより) |
【レビュー】 |
受けの解説本。実戦解説形式で、丁寧に解説されている。 『将棋の受け方』(1966)をベースに、テーマ図も解説文も全面改訂。また、大事なところは太字ゴシック体で強調されていたり、部分図を使ったりと、前著に比べて細かいところで工夫が凝らされている。太字部分を抽出して書き出していくだけでもかなりの勉強になる。 本書では、「反攻の受け」が特に強調されている。ただ受けるだけではなく、相手に脅威を与える受けでなければならない、という訳だ。大山将棋の根幹を成す思想なので、なかなか簡単にはマスターできないところ。しかし本書の懇切丁寧な解説を読めば、大山将棋の一角に触れることができると思う。読む側も丁寧に読みほぐすことが肝要だ。 「受けが下手で…」と困っている方は、ぜひ本書を読んでほしい。目からウロコの一冊になるだろう。(2004May07) |