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巻頭ロングインタビュー
「勝つための6つのプロセス」 |
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U |
羽生善治の思考力 |
・〈覚える〉と〈発想する〉のスイッチを切り替える
【対談】「頭の使い方」にはコツがある ×池谷裕二(脳研究者)
【講演録】「長考に好手なし」
決断力を磨くために |
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V |
羽生善治の「勝負力」 |
・七冠プレイバック1995-1996
・勝負の分かれ目は序盤にあり――それでも七冠を目指す
・一つずつ、目の前のハードルを飛び越えて |
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Y |
羽生善治の「発想力」 |
「眠っていた力が目覚めるとき」×小川洋子
「サムライ魂と勝負の心」×為末大
「人間の理を越えて 」×朝吹真理子 |
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X |
羽生善治の「人間力」 |
「『垂直』な人間関係、『水平』な人間関係」×山折哲雄
「『将棋はゲーム』と言い切る革命児」(大崎善生) |
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Y |
羽生善治の「持続力」 |
・永世名人誕生 ライバルたちと、マラソンを走るように
・調子の上がらぬ朝にこそ、すべきことがある(高川武将)
・若い世代に勝ち続ける思考法(聞き手・後藤正治) |
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特別
対談 |
「考える力」と「捉える力」 |
×沢木耕太郎 |
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◆内容紹介
1996年2月、史上初の七タイトル独占を達成。通算タイトル獲得90期(史上1位)。1991年以降24年にわたり、少なくとも一冠以上を保持。通算対局数500超、通算勝率7割超の双方を満たす唯一の棋士。――将棋棋士、羽生善治さんが打ち立ててきた記録の一端です。
1970年生まれの44歳。1985年プロデビューし、現役30年目を迎えている羽生さんは、2015年3月現在、名人、王位、王座、棋聖の四冠を保持しています。30代がピークといわれている将棋界にあって、これは驚異的なことです。闘いへのモチベーションを失わず、強くあり続けている彼の発する言葉は、将棋の枠には収まりきらない深い含蓄に満ちています。
本書は、羽生さんの全面協力のもと、新規ロングインタビュー、作家・沢木耕太郎さんとの対談を中心に、各誌が掲載してきた記事を五つのキーワードで分類し、構成しました。ここには、ビジネスにも役立つ「羽生流」の発想のヒントが詰まっています。
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