第1部 |
異才奇才盤上自在 |
羽生はなぜ勝つのか─七冠王誕生の日/阪田三吉と羽生善治/升田幸三─天才なればこそ言えるセリフ/旧人類と新人類/「詰め」の起承転結/電車で詰将棋/「下手な考え」休みにあらず/勝負と気迫/上手と中手/将棋の起源/代稽古のコツ/入門書の実態/着手小局、着眼大局/長考に名手なし/棋は人なり/時間の感覚/真剣勝負の話/阪田三吉/体で指した棋士/棋士と寿命と大山さん/苦手意識/才能/名人/天分とは/プロとNG/感想戦/初手と心理作戦/ツキ/棋士今昔物語/殿様将棋/藤沢武恒夫氏との1局/楽しむものにしかず/電脳と人脳/カネのなる木/そこに棋譜があるから……/男子一代の仕事/熱き心/名勝負師は言い訳をする/将棋の魔性 |
144p |
第2部 |
駒袋から頭を出して |
血液B型/頭の悪いのはダメね/ひばりと将棋/「歌は心」の嘘/女性と将棋/酒飲みの恨み節/コワい奴イヤな奴ダメな奴/将棋の駒のように/言葉/指し切り/チェスと将棋が戦えば/棋士という職業/新しい棋士/専門芸/映画と将棋とCMと/余暇時代と将棋/なんで勝っても/決闘/戦いすんで……/生きがい/人生の待ち時間/完全犯罪/念力師と機械/集中力/ウサギの肉/ねこ/世間は広い/文化賞/震度7の恐怖 |
90p |
◆内容紹介
異才奇才ひしめく勝負の世界の凄い話。ちょっといい話、人生しみじみ話。本書はこれまで著者の棋士生活の間に書いてきたことを収録し、それに当面棋界の話題になった事柄について新たに書き下ろしたものを加えた。
※「将棋世界」「週刊サンケイ」「産経新聞」等に掲載されたエッセイを撰集したもの。書き下ろしもあり。
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