第一章 |
居飛車穴熊 |
(1)初体験の居飛車穴熊(▲田中寅彦四段△佐藤大五郎八段)
(2)居飛車穴熊により初勝利(▲下平幸男七段△田中寅彦四段) |
26p |
第二章 |
対四間飛車編 |
(3)角交換型の急戦型(▲田中寅彦四段△西村一義七段)
(4)石田流への変化型(▲田中寅彦四段△高田丈資六段)
(5)袖飛車の奇襲(▲田中寅彦四段△関屋喜代作六段)
(6)白熱した終盤の戦い(▲田中寅彦四段△河口俊彦五段)
(7)穴熊にならなかった一局(▲田中寅彦四段△河口俊彦五段)
(8)A級との一戦(▲田中寅彦四段△森安秀光八段)
(9)持久戦型(▲谷川俊昭アマ△田中寅彦四段)
(10)大山十五世名人との一戦(▲大山康晴十五世名人△田中寅彦四段) |
100p |
第三章 |
対中飛車編 |
(11)▲6六銀型の戦い(▲田中寅彦四段△下平幸男七段)
(12)引角による角交換型(▲田中寅彦四段△高田丈資六段)
(13)▲6六歩▲6七金型の戦い(▲田中寅彦四段△土佐浩司四段)
(14)△5四銀型の戦い(▲田中寅彦四段△広津久雄八段) |
52p |
第四章 |
対三間飛車編 |
(15)持久戦型の戦い(▲高田丈資六段△田中寅彦四段)
(16)向飛車の急戦型(▲田中寅彦四段△小林健二四段)
(17)対石田流三間飛車(▲田中寅彦四段△小阪昇四段) |
38p |
第五章 |
相穴熊編 |
(18)穴熊指定対局より(▲田中寅彦四段△谷川浩司四段)
(19)超持久戦(▲田中寅彦四段△西村一義七段)
(20)五段になっても居飛車穴熊(▲田中寅彦五段△瀬戸博晴四段) |
39p |
第六章 |
選局十番 |
・実戦譜(解説なし)=10局 |
12p |
◆内容紹介(序文より抜粋)
本書は、私の全身全霊を込めて築き上げた過去の二百数局の将棋から、より印象に残っている居飛車穴熊で戦った棋譜を三十局選び、そのうち二十局を五章に分けて解説、残り十局の全棋譜を「選定十局」として六章にまとめた。
解説に関しては、プロの立場から見た疑問点だけでなく、アマチュアの方の疑問点にもより多く答えるべく、活躍している十数校の大学に私の将棋を研究してもらって質問をいただく、それを紙面でお答えする、というように、実戦集としては初めての試みである「QアンドA」方式を採用した。私にとっても盲点をつかれた質問も多く、読者にも興味をもって読んでいただけると思う………。
本書に収められた三十局の将棋は「居飛車穴熊」という洞窟の入口で迷っている読者にとって、必ずよい道しるべとなることを確信しております。
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