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■日本将棋大系 第八巻 六代大橋宗英 | < 前 | No.---- | 次 > |
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日本将棋大系
第八巻 六代大橋宗英 |
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【著 者】 米長邦雄 | ||||
【出版社】 筑摩書房 | ||||
発行:1979年10月 | 0376-69208-4604 | |||
定価:2,400円 | 257ページ/23cm H.C./箱入り |
【本の内容】 |
【推薦】日本将棋連盟 【監修】木村義雄・升田幸三・大山康晴・中原誠・二上達也・塚田正夫 【編集】山本亨介 (大橋七之助は六代大橋宗英の幼名。) 生涯の一局 平手,▲大橋宗英△大橋宗桂(寛政2年11月17日) 第1局 角落,▲大橋宗英△伊藤宗印(安永7年11月17日) 第2局 右香落,▲大岡兵部少輔△大橋宗英(安永7年11月17日) 第3局 左香落,▲大橋宗英△大橋宗順(安永8年11月17日) 第4局 平手,▲大橋宗英△伊藤看寿(安永9年11月17日) 第5局 右香落,▲大橋宗英△伊藤宗印(天明2年11月17日) 第6局 右香落,▲大橋宗英△大橋印寿(天明3年11月17日) 第7局 右香落,▲伊藤印嘉△大橋宗英(天明4年11月17日) 第8局 右香落,▲大橋宗英△大橋宗桂(天明5年11月17日) 第9局 左香落,▲伊藤宗看△大橋宗英(天明6年11月24日) 第10局 飛落,▲大橋宗銀△大橋宗英(寛政元年11月17日) 第11局 左香落,▲伊藤宗看△大橋宗英(寛政7年11月17日) 第12局 平手,▲伊藤宗看△大橋宗英(寛政10年11月17日) 第13局 飛落,▲大橋英長△大橋宗英(文化5年11月17日) 第14局 飛香落,▲伊藤看理△大橋宗英(文化6年11月11日) 第15局 左香落,▲大橋七之助△福島竜治(明和年間) 第16局 右香落,▲大橋七之助△福島竜治(明和年間) 第17局 左香落,▲大橋宗英△鵜飼弥五郎(安永元年12月26日) 第18局 平手,▲大橋宗英△福島慶次(安永5年12月23日) 第19局 平手,▲大橋宗英△井出主税(安永6年9月29日) 第20局 左香落,▲井出主税△大橋宗英(安永7年6月28日) 第21局 角落,▲大橋宗英△大橋印寿(安永7年11月23日) 第22局 左香落,▲大橋宗英△伊藤宗印(安永8年2月18日) 第23局 平手,▲清水幸助△大橋宗英(安永9年1月18日) 第24局 左香落,▲毛塚源助△大橋宗英(天明6年11月21日) 第25局 右香落,▲伊藤宗看△大橋宗英(享保2年11月17日) ・「人とその時代 八(六代大橋宗英)」(山本亨介)=14p ・将棋年表 八(六代大橋宗英)=2p ◆内容紹介(まえがき「近代将棋を開いた人」より抜粋) 九世名人・六代大橋宗英は、まことに傑出した才能の持主である。(中略)当時の他の棋士に比して、その技倆は卓越した鋭さと堅実さとを持ち合せる。序・中・終盤を通じて、いずれにもすぐれるが、一番顕著なのは序盤の大局観がよいことで、その将棋感覚は現代にも立派に通用する。(中略)それまでは位と形を重んずるのが将棋の鉄則とされていたのに、宗英ひとりはスピードの将棋を目標とした。(中略)もう一つは、堅実な受けを随所に見せることである。(中略)さらにもう一つの特色は構想力のすばらしさである。(中略)江戸時代にあって、これほど将棋を知っている人は、ほかには後輩の天野宗歩くらいではないだろうか。(中略)この面での系譜を描けば、宗英−天野宗歩−升田幸三ということとなろう。 (中略)現代の棋士にたとえるなら、序盤の構想力は升田幸三型、中盤の堅実で強靭な受けは大山康晴型で、この二つを兼ね備えた、たぐい稀な人であるのだから強いのは当然である。 |
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