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■日本将棋大系 第四巻 二代伊藤宗印・三代大橋宗与 | < 前 | No.---- | 次 > |
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日本将棋大系
第四巻 二代伊藤宗印・三代大橋宗与 |
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【著 者】 花村元司 | ||||
【出版社】 筑摩書房 | ||||
発行:1979年2月 | 0376-69204-4604 | |||
定価:2,400円 | 262ページ/23cm H.C./箱入り |
【本の内容】 |
【推薦】日本将棋連盟 【監修】木村義雄・升田幸三・大山康晴・中原誠・二上達也・塚田正夫 【編集】山本亨介 〔二代伊藤宗印〕 生涯の一局 左香落,▲大橋宗銀△伊藤宗印(宝永7年11月3日) 第1局 右香落,▲鶴田玄庵△大橋宗桂(元禄初期) 第2局 左香落,▲大橋宗与△伊藤宗印(元禄3年12月18日) 第3局 左香落,▲伊藤宗印△大橋宗桂(元禄4年12月23日) 第4局 平手,▲大橋宗与△伊藤宗印(元禄5年12月7日) 第5局 平手,▲大橋宗与△伊藤宗印(元禄8年11月23日) 第6局 平手,▲大橋宗与△伊藤宗印(元禄12年11月20日) 第7局 左香落,▲大橋宗与△伊藤宗印(宝永3年12月2日) 第8局 左香落,▲大橋宗与△伊藤宗印(宝永5年11月22日) 第9局 角落,▲大橋宗銀△伊藤宗印(宝永6年10月22日) 第10局 平手,▲大橋宗与△伊藤宗印(正徳元年11月21日) 第11局 角落,▲大橋宗銀△伊藤宗印(正徳2年12月16日) 第12局 飛落,▲大橋宗桂△伊藤宗印(正徳5年11月14日) 第13局 飛落,▲大橋宗民△伊藤宗印(享保5年11月17日) 〔三代大橋宗与〕 生涯の一局 右香落,▲大橋宗与△伊藤宗印(元禄9年11月24日) 第1局 左香落,▲大橋宗与△伊藤宗印(元禄6年11月26日) 第2局 左香落,▲大橋宗与△伊藤宗印(元禄11年11月20日) 第3局 左香落,▲大橋宗与△伊藤宗印(元禄12年) 第4局 左香落,▲大橋宗与△伊藤宗印(元禄12年) 第5局 左香落,▲松岡宗悦△大橋宗与(元禄13年) 第6局 左香落,▲松岡宗悦△大橋宗与(元禄13年10月10日) 第7局 右香落,▲添田宗太夫△大橋宗与(宝永5年11月13日) 第8局 角落,▲松田章林△大橋宗与(宝永6年6月29日) 第9局 右香落,▲伊藤印達△大橋宗与(宝永6年10月22日) 第10局 右香落,▲伊藤印達△大橋宗与(宝永7年11月3日) 第11局 飛香落,▲大橋宗寿△大橋宗与(享保9年11月17日) ・「人とその時代 四(二代伊藤宗印・三代大橋宗与)」(山本亨介)=14p ・将棋年表 四(二代伊藤宗印・三代大橋宗与)=2p ◆内容紹介(まえがき「棋界隆盛の蔭の立役者」より抜粋) 五世名人宗印は、(中略)性格はおとなしいと言われるが、棋譜の内容からみると、攻め八分、受け二分の棋風で、攻め気の強い指し方をする。表面上はおだやかでも、気短な、気性の激しい人であったろうと推測する。(中略)宗印の惜しいところは(中略)自信過剰からくる、終盤でポッキリ大木が倒れるごとき負け方をすることである。それがなければ、もっともっと強さを感じさせる人である。 一方、六世名人宗与は、棋譜の内容からして宗印より温和であると推測する。(中略)棋風は攻め四分、受け六分くらいとみる。序盤から中盤の仕掛けに入るまでの指し方は上手とはいえず、きびしさ不足で、なかなか好局を作り出せない。だが、相手に離れずついていき、「ねばり」で逆転するケースが多い。(中略) この両者は、歴代名人のなかで、これといって名を残していないが、将棋界が大隆盛をみた享保時代以後の基礎を築いた立役者である。 |
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