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■実戦集(自戦記)2020-2029  
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書名 著者 発行 備考
実戦で学ぶ 対振り右玉の勝ち方 磯谷祐維 '24.5  
斎藤慎太郎の将棋観 斎藤慎太郎 '24.2  
四間飛車至上主義 実戦で学ぶ考え方 井出隼平 '23.11  
藤井猛全局集 竜王三連覇とA級の激闘 藤井猛 '23.5  
一刀流 郷田真隆矢倉勝局集 郷田真隆 '23.3  
久保利明の三間飛車 久保利明 '22.3  
読まない将棋の実戦集 といと '21.7 〔電子書籍〕
VtuberによるV名人戦自戦記
〜級位者・有段者 読みと考え方〜
Roi将士 '21.2 〔電子書籍〕
菅井竜也実戦集 角交換振り飛車編 菅井竜也 '20.11  
菅井竜也実戦集 ノーマル振り飛車編 菅井竜也 '20.11  
藤井猛全局集 竜王獲得まで 藤井猛 '20.9  
村山聖全局集(下) 村山聖 '20.8 1992〜1998
村山聖全局集(上) 村山聖 '20.8 1986〜1991
百折不撓 木村一基実戦集 木村一基 '20.4  
久保利明の四間飛車 久保利明 '20.4  

 

実戦で学ぶ 対振り右玉の勝ち方

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実戦で学ぶ 対振り右玉の勝ち方
著者 磯谷祐維
出版社 マイナビ出版
発行年月 2024年5月
ISBN 978-4-8399-8628-5
定価 1,848円
ページ数 256ページ
本の高さ 19cm
もっと詳しく見る

 

斎藤慎太郎の将棋観
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マイナビ将棋BOOKS
斎藤慎太郎の将棋観
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斎藤慎太郎
マイナビ出版
ISBN:978-4-8399-8587-5
2024年2月
\1,859(10%税込)
252p/19cm
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第1章 相居飛車 矢倉
角換わり
相掛かり
横歩取り
176p
第2章 対振り飛車 三間飛車
四間飛車
中飛車
70p

◆内容紹介
きれいに攻めて美しくまとめる。
倒れない粘りで逆転する。

斎藤慎太郎八段の指し回しは居飛車の手本と評されます。

本書は、斎藤八段の実戦を題材にして、将棋の考え方を伝える戦術書です。
序盤の駒組みの工夫、中盤の攻防、終盤の寄せ。相居飛車・対振り飛車それぞれの戦型をテーマに、一局を通しての勝ち方を解説しています。

一瞬の切れ味と強靭な受けを併せ持つのが斎藤流。
本筋を歩む将棋を堪能しましょう!

 

 

四間飛車至上主義 実戦で学ぶ考え方
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四間飛車至上主義
実戦で学ぶ考え方
対持久戦、対急戦、その他の戦型
四間飛車のあらゆる形を実戦を題材に解説
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井出隼平
マイナビ出版
ISBN:978-4-8399-8469-4
2023年11月
\1,804(10%税込)
228p/19cm
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第1章 居飛車穴熊に勝つ方法=8局
第2章 居飛車穴熊以外の持久戦に勝つ方法=7局
第3章 急戦に勝つ方法=8局
第4章 その他の戦型、力戦で勝つ方法=7局

◆内容紹介
本書は井出先生の実戦を題材にして四間飛車で勝つための考え方を解説した1冊です。レベル感としては初段前後の方をメイン読者としておりますが、級位者の方でも十分読めますし有段の方でも参考になる内容が詰まっております。
定跡手順を覚えるより、考え方を理解することに重きを置いており、語り口も軽妙で読みやすい内容になっています。
 

 

藤井猛全局集 竜王三連覇とA級の激闘
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藤井猛全局集
竜王三連覇とA級の激闘
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藤井猛
日本将棋連盟/発行
マイナビ出版/販売
ISBN:978-4-8399-8357-4
2023年5月
\4,180(10%税込)
848p/21cm
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第1部 自戦記編
第2部 自戦解説編
第3部 番外編
第4部 棋譜編

◆内容紹介
四間飛車に振り、居玉のまま仕掛ける。

「居玉は避けよ」「玉飛接近すべからず」という将棋界の不文律を2つ同時に犯す破天荒な戦法、藤井システムを武器に一人の若者が将棋界最高峰のタイトル「竜王」をかっさらっていった。

その若者の名は藤井猛。

藤井猛全局集 竜王獲得まで』(2020.09)はその軌跡を描いたものだ。

藤井が竜王を獲得すると、藤井システムはプロアマ問わず将棋界を席巻する大ブームとなる。プロはこぞってその対策に取り組み、時には居飛車党のトップ棋士が藤井システムを採用することもあった。

しかしその中で藤井の研究は常に一歩先を進んでいた。
「本当の藤井システムは藤井猛にしか指せない」
藤井は竜王3連覇という前人未到の偉業を成し遂げる。順位戦ではA級に上り詰め、他のタイトル戦の舞台にも登場するようになった。藤井の勢いは止まらない。これが本書前半のストーリーである。

ところが、同じ世代の天才たちは藤井の独壇場を許さなかった。

羽生善治、佐藤康光、森内俊之、郷田真隆、丸山忠久・・・。

彼らは藤井システムの研究を進め、持久戦、急戦を織り交ぜ様々な対抗策を藤井にぶつけた。藤井はシステムの微修正を繰り返しそれに対抗する。

本書後半はそんな藤井システムをめぐる戦いの物語だ。特にA級順位戦の濃密な対局の一局一局に、そのせめぎ合いの最深部を見ることができるだろう。

居飛車党のトップ棋士たちが一丸となって藤井システムを破りにくる、その波に押されて藤井は少しずつだが、システムを支え続けることが難しくなっていった。そして第24回朝日オープン決勝五番勝負。ここで羽生に敗れた藤井は一つの決心をすることになる。

「システムの研究は此処まで。新しい将棋に挑戦する時だ」

・・・本書は藤井システムの栄華と終焉までを綴った歴史書である。

あの頃、すべての将棋ファンが熱狂した「藤井システム」。将棋史に咲いた大輪の花と、その裏側にあった創始者の思いを、ぜひ本書で味わい尽くしてほしい。
 

 

一刀流 郷田真隆矢倉勝局集
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一刀流
郷田真隆矢倉勝局集
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郷田真隆
日本将棋連永/発行
マイナビ出版/販売
ISBN:978-4-8399-6820-5
2023年3月
\3,080(10%税込)
360p/21cm
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第1部 自戦記編
第2部 棋譜解説編

・【巻末資料】年度別成績表/タイトル獲得の記録

◆内容紹介
「全ての駒を使う矢倉戦は総合力の勝負になる。序盤戦の幅広い知識と最新の研究、中盤戦の読みと大局観、終盤戦の正確さ。そのどれもが必要になる」(本文より)

将棋ファン待望の実戦集が、ついに完成しました。その名も『一刀流 郷田真隆矢倉勝局集』。
居飛車一筋、本筋を追究し続けて40年。矢倉戦で勝てなければ本物ではない――。時代や流行が変わっても、郷田真隆九段の信念は揺らぎません。
本書には自戦記編20局と棋譜解説編35局、合計55局を収録しました。
郷田真隆九段が追い求めた理想の将棋を、ぜひご覧ください。
 

 

久保利明の三間飛車
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久保利明の三間飛車
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久保利明
日本将棋連盟/発行
マイナビ出版/販売
ISBN:978-4-8399-7930-0
2022年3月
\2,706(10%税込)
256p/cm
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第1部 自戦記編
第2部 棋譜解説編

◆内容紹介
本書は「さばきのアーティスト」こと久保利明九段による三間飛車の実戦集です。
序文「私の三間飛車」は三間飛車講座になっており、久保振り飛車の原点から対居飛車穴熊の課題、そして先後別に見た三間飛車の現状などを解説しています。
「第1部 自戦記編」は12局。▲2八銀型に組んだ「記念碑的一局」から始まり、ノーマル三間や石田流の戦いを掲載しました。そこにはさばきの極意や根性の粘りなど、振り飛車を指す上で必要なものが、すべて詰まっています。
「第2部 棋譜解説編」は39局。こちらは大石直嗣七段が久保九段の名局を解説しています。
講座と実戦51局。じっくり読んで、振り飛車の極意を会得していただきたいと思います。
 

 

読まない将棋の実戦集
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読まない将棋の実戦集
知っていると将棋の指し方が変わるコンセプトと考え方
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といと
(電子書籍)
ISBN:-
2021年7月
\698(10%税込)
p/約32MB
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◆内容紹介
※適度な読み飛ばし推奨です! がっちり読もうとすると大変です!

本書はいい加減な著者のいい加減な実戦をもとに、それでも大事と考えるいくつかのコンセプトを解説しつつ、筆者が出来ることと出来なかったことを記した本です。私は正確な読みなどできませんが、できなくても六段にはなれるのです。出来なかったことにどう対応していくかも書くのがアマチュアならではで、ほかにない視点ではないかと思ってます。

上達するのためには自分の将棋を改善させるべきで、指し手だけ見るより大事なのが考え方。応用するために必要な思考法を大枠をとらえられるようになるはずです。

方針の話、相手の方針を逆用する話、反省の仕方の話、新戦法にどう対応するかなど、興味がある話が1つでもあれば、覗いていってくださいませ。

著者は六段資格のアマチュアです。
 

 

VtuberによるV名人戦自戦記 〜級位者・有段者 読みと考え方〜
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VtuberによるV名人戦自戦記〜
級位者・有段者 読みと考え方〜
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Roi将士
(電子書籍)
ISBN:-
2021年2月
\600(10%税込)
219p/約11MB
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V-A級勾玉組 川山一誠 対 Roi将士 角換わり力戦型
V-A級勾玉組 Roi将士 対 五反田えぬ 角換わり45桂超急戦(35歩と突き捨てるタイプ)
V-A級勾玉組 雨宮エイスリン 対 Roi将士 先手中飛車穴熊対一直線穴熊
V-C級月組 凪なぎさ 対 すず白ラパニス 角換わり(79玉型対右玉)
V-C級月組 すず白ラパニス 対 十六夜桜花 四間飛車対三間飛車(相振り飛車)
V-C級月組 公人直人 対 すず白ラパニス 石田流対居飛車棒銀
V-C級月組 十六夜桜花 対 公人直人 四間飛車対石田流(相振り飛車)
V-C級月組 凪なぎさ 対 公人直人 四間飛車対右四間飛車
V-C級月組 公人直人 対 すず白ラパニス 石田流対居飛車棒銀
V-A級剣組 熊田クリスピー 対 サメのフーカ 早繰り銀対矢倉風(居飛車力戦型)

◆内容紹介
本書はV名人戦の自戦記を記した.前書から引き続き,級位者〜有段者の方が楽しめる内容を目指した.

V名人戦はA級〜C級まで棋力ごとにクラス分けがされているが,本書では私だけでなく他クラスの方にも寄稿していただいた.これにより,他クラス間の読み・考え方の差異を感じていただきたい.級位者の方には,初段を目指す上で何が足りないかなど理解するきっかけになる可能性を秘めている.

本書では,水面下で考えていた別変化など,研究的な内容も盛り込んだため,有段者の方にも楽しんでいただけると思う.特に初段を目指す方には一度,手に取っていただきたい.
 

 

菅井竜也実戦集 角交換振り飛車編
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菅井竜也実戦集 角交換振り飛車編
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菅井竜也
日本将棋連盟/発行
マイナビ出版/販売
ISBN:978-4-8399-7445-9
2020年11月
\1,694(10%税込)
224p/cm
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第1局 渡辺明竜王戦 「飛車の大回転でリーグを制す」
第2局 澤田真吾六段戦 「タイトル初挑戦へ」
第3局 羽生善治王位戦 「タイトル戦初陣を勝利で飾る」
第4局 羽生善治王位戦 「6八銀型生かし2連勝」
第5局 木村一基八段戦 「ギリギリだからこその大差」
第6局 羽生善治王位戦 「初タイトル、王位獲得」
第7局 糸谷哲郎八段戦 「向かい飛車からシンプルな攻め」
第8局 斎藤慎太郎王座戦 「うまく待ってカウンター」
第9局 屋敷伸之九段戦 「とっさの軌道修正が奏功」
第10局 永瀬拓矢七段戦 「玉頭の大激戦制す」
第11局 永瀬拓矢叡王戦 「角交換振り飛車の理想形」
第12局 千田翔太七段戦 「いざ、A級へ」
・棋譜解説編
・【コラム】(1)理想とする振り飛車 (2)これからに向けて

◆内容紹介
独創的な序盤戦術、誰も予測できない奇抜な振り飛車で将棋ファンを魅了し続ける男、菅井竜也。

本書はそんな菅井八段の魅力が存分に味わえる一冊です。やはり、何といっても衝撃だったのは第58期王位戦七番勝負で見せた△3三金型三間飛車。常識を覆すこの戦法で初タイトル王位を獲得したのは将棋ファンに鮮烈な印象を残しました。

この歴史的な一局を本人解説で振り返れるだけでも本書を読む価値があるというものです。

さらに本書ではこの王位戦の挑決リーグの渡辺明竜王戦、挑戦者決定戦の澤田真吾六段戦なども収録。菅井八段が独自の将棋でタイトルホルダーに昇り詰めるまでの物語を余すことなく堪能することができます。

一見すると破天荒、しかしその裏に隠された深謀遠慮の研究手順。本書はまさに菅井竜也の将棋観がぶち込められた一冊です。ぜひ手に取って読んでみてください。
 

 

菅井竜也実戦集 ノーマル振り飛車編
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菅井竜也実戦集 ノーマル振り飛車編
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菅井竜也
日本将棋連盟/発行
マイナビ出版/販売
ISBN:978-4-8399-7444-2
2020年11月
\1,694(10%税込)
224p/cm
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第1局 佐藤康光九段戦 「勝利を目指して」
第2局 大橋貴洸三段戦 「相穴熊の殴り合い」
第3局 大橋貴洸三段戦 「作ったような寄せ」
第4局 佐藤天彦名人戦 「振り飛車らしく」
第5局 渡辺明竜王戦 「四段金で第一人者を破る」
第6局 藤井聡太七段戦 「振り飛車の受け」
第7局 羽生善治竜王戦 「終盤の激戦制す。転機になった一局」
第8局 羽生善治九段戦 「玉頭の攻防」
第9局 深浦康市九段戦 「辛抱を実らせる」
第10局 斎藤慎太郎八段戦 「相穴熊の攻防制し、A級昇級」
第11局 豊島将之竜王戦 「午前1時27分、A級初勝利」
・棋譜解説編

・【コラム】(1)升田幸三先生について (2)執筆期間中について (4)新しい感覚との戦い (4)弟子について

◆内容紹介
本書は振り飛車党の旗手、菅井竜也八段が自身のノーマル振り飛車の熱戦を解説するものです。手順の解説はもちろん、当時の心境や対戦相手のこと、今の目で見るとこう指す、といったところまでじっくり語っています。

第56期王位戦白組プレーオフ、佐藤康光九段戦から始まり、第46期新人王戦決勝三番勝負大橋貴洸三段戦、第44期棋王戦藤井聡太七段戦など、将棋ファンの記憶に残る対局を収録。

ノーマル振り飛車の仕掛け、捌き、終盤の押し引きなど、最上の素材で学べる将棋ファン必読の一冊です。
 

 

藤井猛全局集 竜王獲得まで
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藤井猛全局集 竜王獲得まで
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藤井猛
日本将棋連盟/発行
マイナビ出版/販売
ISBN:978-4-8399-7267-7
2020年6月
\4,180(10%税込)
616p/cm
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第1部 自戦記編
第2部 自戦解説編
第3部 番外編
第4部 棋譜編

◆内容紹介
本書は振り飛車のカリスマ、藤井猛九段の全局集第1弾です。

デビューから藤井システムを駆使して竜王を獲得するまでの全局を収録しています。

第1部は自戦記編。
対局当時の心情のみならず、私生活も含めて赤裸々に綴られた自戦記はそれぞれが一篇の小説のようです。

第2部は自戦解説編。
藤井九段の若かりし頃の切れ味抜群のノーマル四間飛車が本人の解説で堪能できます。

第3部は番外編。
これまでに将棋世界等に掲載された藤井九段の自戦記やエッセイなどを収録しています。

第4部は棋譜編。
一部非公式戦を含め、藤井九段の全公式戦の対局棋譜を鑑賞できます。

全振り飛車党、いや、全将棋ファン必携・必読の一冊です。
 

 

村山聖全局集(下)
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村山聖全局集(下)
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村山聖
日本将棋連盟/発行
マイナビ出版/販売
ISBN:978-4-8399-7364-3
2020年8月
\3,300(10%税込)
408p/21cm
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まえがき 森信雄八段
第1部 村山聖の声 (自戦記やインタビュー、エッセイなど)
第2部 村山聖の戦い 28局
第3部 村山聖の棋譜 280局(千日手局や持将棋局、非公式戦も含む)

◆内容紹介
本書はA級在位のまま29歳の若さで夭逝した村山聖九段の全対局を2巻に分けて収録する『村山聖全局集』の下巻です。
下巻に収録したのは1992年度から1998年度の対局で、タイトル挑戦、A級昇級、そして伝説の死闘が掲載されています。

まえがきは村山九段を支え続けた、師匠の森信雄八段。

「第1部 村山聖の声」には、遺されている自戦記やインタビュー、講座やエッセイなどを掲載。「怪童丸」とも呼ばれた村山聖九段の肉声が現代によみがえります。

「第2部 村山聖の戦い」は村山将棋の解説です。村山九段は順位戦でA級に昇り、王将戦ではタイトル挑戦を決めました。丸山忠久との深夜まで戦った伝説の順位戦、強敵を相手に勝ち抜いた王将リーグ、そして絶局となった木村一基戦など28局を収録。病を抱えながらも決して諦めることのなかった村山将棋の魅力に迫ります。

「第3部 村山聖の棋譜」は第1部と第2部で取り上げなかった将棋を、千日手や持将棋局、非公式戦も含めて1局1ページで全局掲載しました。

「棋士の魂は棋譜に宿る」とも言います。村山聖が遺した魂の棋譜をご覧になっていただきたいと思います。
 

 

村山聖全局集(上)
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村山聖全局集(上)
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村山聖
日本将棋連盟/発行
マイナビ出版/販売
ISBN:978-4-8399-7363-6
2020年8月
\3,300(10%税込)
384p/21cm
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まえがき 森信雄八段
第1部 村山聖の声 (自戦記やインタビュー、エッセイなど)
第2部 村山聖の戦い 12局
第3部 村山聖の棋譜 256局(千日手局や持将棋局、非公式戦も含む)

◆内容紹介
本書はA級在位のまま29歳の若さで夭逝した村山聖九段の全対局を2巻に分けて収録する『村山聖全局集』の上巻です。
上巻に収録したのは1986年度から1991年度の対局で、貴重な奨励会時代の自戦記や、同世代としのぎを削った棋戦初優勝が掲載されています。

まえがきは村山九段を支え続けた、師匠の森信雄八段。

「第1部 村山聖の声」には、遺されている自戦記やインタビュー、講座やエッセイなどを掲載。「怪童丸」とも呼ばれた村山聖九段の肉声が現代によみがえります。

「第2部 村山聖の戦い」は村山将棋の解説です。少年時代に「打倒、谷川名人! 」と目標を掲げた谷川浩司や、同世代のライバル、羽生善治や佐藤康光との戦いなど、棋士人生前半の12局を収録。不屈の闘志で盤上に挑み、「終盤は村山に聞け」とまで言われた村山将棋の魅力に迫ります。

「第3部 村山聖の棋譜」は第1部と第2部で取り上げなかった将棋を、千日手や持将棋局、非公式戦も含めて1局1ページで全局掲載しました。

「棋士の魂は棋譜に宿る」とも言います。村山聖が遺した魂の棋譜をご覧になっていただきたいと思います。
 

 

百折不撓 木村一基実戦集
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百折不撓 木村一基実戦集
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木村一基
日本将棋連盟/発行
マイナビ出版/販売
ISBN:978-4-8399-7281-3
2020年4月
\2,706(10%税込)
296p/cm
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第1部 自戦記編 第1局 第39期王位戦挑戦者決定リーグ白組「村山聖九段の絶局」 対村山聖八段
第2局 第14期竜王戦挑戦者決定三番勝負第1局「五段で挑戦者決定三番勝負に進出 そこで起きた事件」 対羽生善治四冠
第3局 第33期新人王戦決勝三番勝負第3局「六段で初優勝」 対鈴木大介七段
第4局 第18期竜王戦七番勝負第1局「タイトル戦の初舞台を踏む」 対渡辺明竜王
第5局 第66期A級順位戦「A級の初舞台」 対藤井猛九段
第6局 第67期A級順位戦 持将棋指し直し局「順位戦 終局午前6時17分」 対佐藤康光棋王
第7局 第80期棋聖戦五番勝負第5局「ダブルタイトルに挑む」 対羽生善治棋聖
第8局 第50期王位戦七番勝負第7局「無念の3連勝4連敗」 対深浦康市王位
第9局 第57期王位戦七番勝負第7局「6度目の挑戦もならず」 対羽生善治王位
第10局 第60期王位戦挑戦者決定リーグ紅組プレーオフ「317手と207手の戦い」 対菅井竜也七段
第11局 第60期王位戦挑戦者決定戦「挑戦権を得る」 対羽生善治九段
第12局 第60期王位戦七番勝負第3局「巻き返しの1勝」 対豊島将之王位
第13局 第60期王位戦七番勝負第7局「46歳の初タイトル」 対豊島将之王位
 
第2部 棋譜解説編 第14局〜第62局(解説・高野智史五段)  

◆内容紹介
「百折不撓」――何度失敗しても信念を曲げないこと。本書は46歳、7度目の挑戦で悲願の初タイトルを獲得した木村一基王位の実戦集です。

[第1部 自戦記編]では将棋の詳しい内容だけでなく、「順位戦の大変さは分かっていたつもりでしたが、A級の根性を教えられた」(対藤井猛九段戦)、「局後の感想戦では、これまで応援してくれた人の顔が脳裏に浮かび、不覚にも涙が……」(対深浦王位戦)、「タイトルが自分には縁のないもののように思えた」(対羽生王位戦)など、普段は見せない胸の内を正直に明かしています。

また[第2部 棋譜解説編]では、弟子の高野智史五段が解説を担当。「▲4九歩の先受けが印象的。受け師の片鱗が垣間見える」、「△7一角に始まり、要所での正確な受けが師匠らしい」、「中盤の△3三玉、あの一手を見ただけで誰の将棋か分かる」など、木村王位を誰よりも知る棋士の一人として、その魅力を余すことなく伝えています。

自戦記編13局のうち5局が敗局なのは実戦集としては珍しいことですが、どの将棋も歯を食いしばって戦ってきた意味のある軌跡です。ぜひ、将棋盤に並べて鑑賞していただきたいと思います。

 

 

久保利明の四間飛車
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久保利明の四間飛車
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久保利明
日本将棋連盟/発行
マイナビ出版/販売
ISBN:978-4-8399-7298-1
2020年4月
\2,706(10%税込)
284p/cm
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第1部 自戦記編 第1局 「原点の将棋」 対佐藤康光八段,平成8年6月24日 第22期棋王戦本戦
第2局 「相穴熊の積極策」 対森内俊之名人,平成25年2月21日 第84期棋聖戦決勝トーナメント
第3局 「4-3戦法からの急戦」 対三浦弘行九段,平成26年7月18日 第73期A級順位戦
第4局 「師弟戦は昔の将棋」 対淡路仁茂九段,平成26年10月10日 第56期王位戦予選
第5局 「後手番藤井システム」 対 豊島将之七段,平成27年9月10日 第65期王将戦二次予選
第6局 「先手番藤井システム」 対渡辺明棋王,平成27年10月22日 第65期王将戦挑戦者決定リーグ戦
第7局 「角交換振り飛車、端の攻防」 対阿久津主税八段,平成28年8月12日 第42期棋王戦挑戦者決定トーナメント
第8局 「押さえ込みを逃れる△6四角」 対郷田真隆王将,平成29年2月1、2日 第66期王将戦七番勝負第3局
第9局 「相穴熊の熱戦」 対広瀬章人八段,平成29年12月22日 第76期A級順位戦
第10局 「豊島新手を破る」 対豊島将之八段,平成30年1月27、28日 第67期王将戦七番勝負第2局
第11局 「自陣角打ち合い、持久戦の成功例」 対渡辺明棋王,平成30年2月1日 第76期A級順位戦
第12局 「藤井聡太七段に四間飛車をぶつける」 対藤井聡太七段,平成31年3月11日 第90期ヒューリック杯棋聖戦二次予選
 
第2部 棋譜解説編 第13局〜第51局 解説・大石直嗣 七段  

◆内容紹介
本書は「さばきのアーティスト」こと久保利明九段の四間飛車を集めた実戦集です。

「第1部 自戦記編」が12局、「第2部 棋譜解説編」が39局で合計51局。久保振り飛車の原点といえるノーマル四間飛車から、藤井システム調の急戦含み、さらには角道オープン型と、進化を続ける久保利明の四間飛車を時系列に沿って紹介しました。

中には戦型選択のチェンジを迫られることになった痛い敗局も紹介してあり、久保将棋の変遷はもちろん、昨今の振り飛車情勢も分かるようになっています。

解説には「後手番の角交換振り飛車は持久戦になれば満足」、「飛車のこびんを狙うのは振り飛車の基本手筋」、「後手の駒組みは△3四金型にするのが一つの目標」など、振り飛車党ならずとも覚えておきたい心得が盛りだくさん。

「さばきの極意」がこの一冊にギュッと詰まっていますので、ぜひご一読いただきたいと思います。

 


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