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■谷川流 攻めの手筋

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わかりやすいオール図解
谷川流 攻めの手筋
先鋭早仕掛けの決め手
[総合評価] C

難易度:★★☆

図面:見開き2〜3枚
内容:(質)A(量)B
レイアウト:B
解説:A
読みやすさ:A
初級〜上級向き

【著 者】 谷川浩司
【出版社】 有紀書房
発行:1983年8月 ISBN:4-638-07229-1
2276-7229-8603
定価:590円 238ページ/18cm


【本の内容】
基本手筋 両取りの手筋|歩の手筋|香の手筋|
桂の手筋|銀の手筋|金の手筋|
角の手筋|飛の手筋|玉の手筋
163p
次の一手 33題 67p


【レビュー】
駒別の手筋解説書。歩から玉までの手筋とは別に、駒得の基本テクニックである“両取りの手筋”を独立して解説しているのが珍しい。

本書は「谷川浩司の将棋新研究」シリーズ(全4巻、池田書店)と同時期に書かれたもの。初心者脱出のためのさまざまなテクニックを、若き谷川流の書き方で丁寧に解説されている。同様に駒の手筋について書かれた『将棋新理論』(河出書房新社、1999)と比較してみるとなかなか面白い。ちなみにタイトルには「攻めの手筋」「先鋭早仕掛けの決め手」などとあるが、攻めや早仕掛けに特化した記述はなかったと思う。

次の一手編は解説編の復習となる。次の一手問題ではあるが、実際は7手先・9手以上先の局面まで読み切る必要があるので、決して簡単ではない。難しくて分からない方は、あっさり答えを見て解説を読んでも良いだろう。

内容は非常に良いのだが、誤植・脱字の多さには閉口。編集・印刷工程でのミスだと思うが、「▲6い金」(「6八金」の誤植)とか、「打ち始め」(「打ち歩詰め」の誤植)って…。図面の間違いも多かった。たとえば、次の一手第3問は持ち歩の数が足りなくて問題が成立していなかった。これらのミスは、棋書を読み慣れた人なら勘で理解できると思うが、本書が本当に必要な級位者の方には意味不明になってしまう。

本来ならBのところをCとした。校正はキッチリとやってもらいたいものだ。(2003Dec17)



【関連書籍】

[ジャンル] 
駒の手筋
[シリーズ] 
[著者] 
谷川浩司
[発行年] 
1983年

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