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■第56期将棋名人戦

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第56期将棋名人戦 [総合評価] D

難易度:★★★☆

図面:見開き2〜3枚
内容:(質)B(量)C
レイアウト:A
解説:B
読みやすさ:A
中級以上向き

【編 者】 毎日新聞社
【出版社】 毎日新聞社
発行:1998年8月 ISBN:4-620-50476-9
定価:1,500円 203ページ/19cm


【本の内容】
【名人】谷川浩司 【挑戦者】佐藤康光 (奪取)
 

先−後

戦型 観戦記  
第1局 ○谷川−佐藤● 角換わり△棒銀 加古明光 29p
第2局 ○佐藤−谷川● △陽動振飛車 福井逸治 25p
第3局 ○谷川−佐藤● 角換わり相腰掛銀 関 浩 25p
第4局 ○佐藤−谷川● △四間飛車▲居飛車穴熊 甘竹潤二 23p
第5局 ○谷川−佐藤● 角換わり相腰掛銀 加古明光 25p
第6局 ○佐藤−谷川● △矢倉中飛車 井口昭夫 25p
第7局 ●谷川−佐藤○ 相矢倉▲4六銀-3七桂 加古明光 23p

・盤側の記(加古明光)=14p
・名人戦56期の全記録=2p
・第56期A級順位戦成績表=1p


【レビュー】
名人戦の観戦記。

前期で永世名人資格を得た谷川に挑むのは、A級2年目の佐藤康光。A級リーグでは出だし1勝3敗とつまづいたが、その後5連勝、プレーオフで羽生を下しての登場。「一秒に10億と3手読む」と言われ、「緻密流」と名づけられている。(個人的には、佐藤の持ち味は羽生や森内とは一味違う“異次元感覚”だと思う。)

この年度は、A級で先手の勝率が異常に高く、それがそのまま七番勝負に持ち込まれた感じ。第6局までいずれも先手が勝っている。それだけに、最終局の振り駒で先手を得た谷川は、3勝を挙げている角換わりを選択すると思われたが、実際は矢倉。そういえば「矢倉を制する者が名人を制する」と誰かが言っていたような。それが影響したのか?

星だけでなく、各局の内容もかなり接戦の好勝負。並べていて面白い将棋ばかりだった。

しかし、なぜか後半、やたらと誤字・誤図が多い。156pで棋譜の抜け、160pで図面ミス(開始図も、投了図も!)、175pの本文、p177の指了図…。盤で並べれていればすぐに気づくが、脳内だと「あれ?」となった。また、「盤側の記」第2局分で、将棋の内容にまったく触れず、“突撃”の話題で埋め尽くすのは勘弁…。

せっかくの好勝負なのに、水を差されたような気分。なんだか残念。(2005Jun29)



【関連書籍】

[ジャンル] 
名人戦観戦記
[シリーズ] 
[著者] 
毎日新聞社
[発行年] 
1998年

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