トップページ > 音無戦法
このページは、ウインドウ幅800pxフォント「小」で表示できるように最適化されています。
表示が崩れる場合、ウインドウの幅を大きくするか、フォントを小さくして見てください。
このページの盤面図は、柿木義一氏作の将棋棋譜管理シリーズのKifu
for Windowsを用いて作成しています。
同氏作のK-Viewを用いると、さらに見やすくなります。どちらもここからゲットできます→柿木氏のHP
音無旋風を巻き起こせ!
1.音無とはなんぞや?
2.音無の基本的な組み手順
3.音無の特徴・長所・弱点
4.序盤の戦い方(1)
5.序盤の戦い方(2)
6.音無を拒否されたとき
7.四間飛車の音無崩し
もう30年以上も前、かの大名人・大山康晴が振飛車党に転じ、高い勝率を上げました。居飛車党の棋士たちは、なんとか大山の牙城を崩そうと研究しました。しかし、棒銀戦法、▲4五歩早仕掛け、山田定跡、鷺宮定跡など、現在でも結論の出ていない急戦定跡は数多く生まれたものの、なかなか急戦では上手く行きませんでした。それは、振飛車の美濃囲いが堅かったからです。どうしても居飛車舟囲いでは、堅さ負けしてしまうのです。 そこで、「振飛車陣よりも堅く囲ってしまえ」という発想から、左美濃や居飛車穴熊が流行しました。これらの構えには、「居飛車が攻めてきたら、美濃の堅さにまかせてさばいてしまおう」という振飛車の考えは通用せず、だんだん居飛車が高勝率を上げるようになり、振飛車は苦境に立たされました。 しかし近年は、藤井システムにより、左美濃は激減し、居飛車穴熊もピンチになっています。藤井システムは、四間飛車劣勢の時代に突如振飛車党に転じた小林健二プロがヒントを生み、藤井猛プロが完成させた戦法です。左美濃や居飛車穴熊を角のにらみと協力して玉頭から潰してしまおうという狙いです。藤井システムの出現で、居飛車は堅く囲うことが難しくなりました。 居飛車党は考えました。「なんとか振り飛車より堅く囲ってしまう作戦はないものか・・・」そして生まれたのが、広島の藤川清美氏が考案した「音無」です。湯川博士著の「新版奇襲大全」に、「音もなく穴熊に囲うので【居飛穴音無(おとなし)の構え】と呼ぶ」と紹介されています。 私自身、この戦法を連採し、高い勝率を上げています。特に早指しや初手合いでは有効なようです。もちろん、わたしがこの戦法を採ると知っている相手でも、そう簡単にはやられません。対四間飛車に苦しんでいる方、是非お試しあれ! |
以下は音無しの基本手順。(太字はほぼ絶対手順) ただし、相手が四間飛車以外のときは、臨機応変に駒組を変えます。 初形から、 ▲2六歩▲4八銀▲5六歩▲7八銀(A図) ▲8六歩▲8七銀▲6八玉▲7八玉▲7九角(B図) ▲8八玉▲7八金▲5九金▲2五歩▲9八香▲9九玉▲8八金▲6九金▲7八金右(C図) ▲1六歩▲5七銀▲7六歩▲6六銀▲7七銀▲9六歩▲3六歩(D図) |
9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|一 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|二 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|三 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|四 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 歩 ・|五 | ・ 歩 ・ ・ 歩 ・ ・ ・ ・|六 | 歩 銀 歩 歩 ・ 歩 歩 ・ 歩|七 | 香 金 金 ・ ・ 銀 ・ 飛 ・|八 | 玉 桂 角 ・ ・ ・ ・ 桂 香|九 +---------------------------+ |
・▲7六歩を突かない 藤井システムの要・3三角の利きを根本から遮断することが狙い。 ・右銀は待機 通常の居飛車穴熊のように、早めに▲5七銀と上がる必要はない。場合によっては、5六歩を守らずに取らせる指し方もある。 |
(b)長所
9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|一 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|二 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|三 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|四 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 歩 ・|五 | ・ 歩 ・ ・ 歩 ・ ・ ・ ・|六 | 歩 銀 歩 歩 ・ 歩 歩 ・ 歩|七 | 香 金 金 ・ ・ 銀 ・ 飛 ・|八 | 玉 桂 角 ・ ・ ・ ・ 桂 香|九 +---------------------------+ |
・とにかく堅い 穴熊なので、詰めろが掛かりにくい。終盤の速度計算は楽。 通常の居飛車穴熊と比較しても、 (1)△7九角成と切る手がない (2)9筋攻めは難しい (3)通常の藤井システムは無効(7七歩が後手角のにらみを遮断している) (4)7七の焦点に駒を打たれる筋がない ・組みあがるまでの隙が小さい 元来穴熊は、銀のハッチを閉めるまでは安心できなかったが、音無はバランスが良く、どの時点で仕掛けられても対応可能。 ・序盤に切れ味がある 四間飛車の対応に不備があれば(結構ある)最短9手で必勝形になっていることもある。逆に四間飛車からの速攻は難しい。つまり、実戦的に勝ちやすい形。 |
(c)短所・弱点
9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|一 | ・ ・ ・ ・ ・v角 ・ ・ ・|二 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|三 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|四 |v桂v歩v桂 ・ ・ ・ ・ 歩 ・|五 | ・ 歩 ・ ・ 歩 ・ ・ ・ ・|六 | 歩 銀 歩 歩vと 歩 歩 ・ 歩|七 | 香 金 金 ・ ・ 銀 ・ 飛 ・|八 | 玉 桂 角 ・ ・ ・ ・ 桂 香|九 +---------------------------+ |
・銀頭(8六) 歩をいくつか持たれたとき、引き角から△8五歩▲同歩△8六歩が厳しい。 ・△9五桂・△7五桂 駒をはがしに来る手。ただし、単騎の場合は▲7六銀としても放置しても大した事はない。8七に角を利かされ、さらに歩が打てる形だと脅威。 ・6七・6八 ここには金一枚しか利いてないので、5七にと金を作られたり、△7五桂・から右金をはがされる展開は避けたい。 ・右銀のさばき いつまでも4八にいては邪魔になる。序盤は常に右銀の活用を考えながら指す。場合によっては、右金よりも早く活用させる。(右金は一段金のままでも十分働いている) |
4.序盤の戦い方(1) 〜飛車先交換を狙うもよし、一直線に固めるもよし〜
音無は、基本的に対四間飛車専用の構えになります。相手が居飛車なら、それ相応の構えに変更します。対三間飛車や対中飛車にできるかどうかは研究中ですが、やや難しそうです。 また、序盤の数手は、先後によって多少変化が違ってきます。 相手から仕掛けてくる様子がなければ、一直線に完成形に組んで良しです。しかし、相手の形によっては序盤早々に引き角から仕掛けて飛先交換し作戦勝ちできるので、積極的に狙っていきましょう。ただし、仕掛けた場合は穴熊に固める展開にはならず、またそこから勝ちきるのはなかなか大変です。 |
音無側が基本図に組んだ場合、四間飛車側の対応は次のように分かれます。
(これ以外の場合は四間飛車ではないので、早めに作戦変更しましょう)
(a)先手番の場合
基本図まで、四間側は4手指せます。
・飛車先交換ができる局面
(a-1)角道止め+左銀後手の持駒:なし 9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v香v桂v銀v金v玉v金 ・v桂v香|一 | ・ ・ ・ ・ ・v飛v銀v角 ・|二 |v歩v歩v歩v歩v歩 ・ ・v歩v歩|三 | ・ ・ ・ ・ ・v歩v歩 ・ ・|四 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五 | ・ ・ ・ ・ 歩 ・ ・ 歩 ・|六 | 歩 歩 歩 歩 ・ 歩 歩 ・ 歩|七 | ・ 角 銀 ・ ・ 銀 ・ 飛 ・|八 | 香 桂 ・ 金 玉 金 ・ 桂 香|九 +---------------------------+ 先手の持駒:なし 手数=8 ▽3二銀 まで |
飛車先交換可能。左図以下、 ▲7九角 △3三角 ▲2五歩 △4三銀 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 角 △同 角(手筋の△2二飛は▲3三角成が王手で不成立)▲同 飛 △2二歩 ▲9六歩 で右図→。最後の▲9六歩は△8八角打に▲9七香を用意したもの。 |
飛車先交換成功例後手の持駒:角 9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v香v桂v銀v金v玉v金 ・v桂v香|一 | ・ ・ ・ ・ ・v飛 ・v歩 ・|二 |v歩v歩v歩v歩v歩v銀 ・ ・v歩|三 | ・ ・ ・ ・ ・v歩v歩 飛 ・|四 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五 | 歩 ・ ・ ・ 歩 ・ ・ ・ ・|六 | ・ 歩 歩 歩 ・ 歩 歩 ・ 歩|七 | ・ ・ 銀 ・ ・ 銀 ・ ・ ・|八 | 香 桂 ・ 金 玉 金 ・ 桂 香|九 +---------------------------+ 先手の持駒:角 歩 手数=19 ▲9六歩 まで |
・飛車先交換ができない局面 (1)
(a-2)角道止め+端歩後手の持駒:なし 9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v香v桂v銀v金v玉v金v銀v桂v香|一 | ・ ・ ・ ・ ・v飛 ・v角 ・|二 | ・v歩v歩v歩v歩 ・ ・v歩v歩|三 |v歩 ・ ・ ・ ・v歩v歩 ・ ・|四 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五 | ・ ・ ・ ・ 歩 ・ ・ 歩 ・|六 | 歩 歩 歩 歩 ・ 歩 歩 ・ 歩|七 | ・ 角 銀 ・ ・ 銀 ・ 飛 ・|八 | 香 桂 ・ 金 玉 金 ・ 桂 香|九 +---------------------------+ 先手の持駒:なし 手数=8 ▽9四歩 まで |
(a-3)角道止め+左金後手の持駒:なし 9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v香v桂v銀v金v玉 ・v銀v桂v香|一 | ・ ・ ・ ・v金v飛 ・v角 ・|二 |v歩v歩v歩v歩v歩 ・ ・v歩v歩|三 | ・ ・ ・ ・ ・v歩v歩 ・ ・|四 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五 | ・ ・ ・ ・ 歩 ・ ・ 歩 ・|六 | 歩 歩 歩 歩 ・ 歩 歩 ・ 歩|七 | ・ 角 銀 ・ ・ 銀 ・ 飛 ・|八 | 香 桂 ・ 金 玉 金 ・ 桂 香|九 +---------------------------+ 先手の持駒:なし 手数=8 ▽5二金左 まで |
(a-4)角道止め+右銀後手の持駒:なし 9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v香v桂 ・v金v玉v金v銀v桂v香|一 | ・ ・v銀 ・ ・v飛 ・v角 ・|二 |v歩v歩v歩v歩v歩 ・ ・v歩v歩|三 | ・ ・ ・ ・ ・v歩v歩 ・ ・|四 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五 | ・ ・ ・ ・ 歩 ・ ・ 歩 ・|六 | 歩 歩 歩 歩 ・ 歩 歩 ・ 歩|七 | ・ 角 銀 ・ ・ 銀 ・ 飛 ・|八 | 香 桂 ・ 金 玉 金 ・ 桂 香|九 +---------------------------+ 先手の持駒:なし 手数=8 ▽7二銀 まで |
(a-5)角道止め+玉後手の持駒:なし 9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v香v桂v銀v金 ・v金v銀v桂v香|一 | ・ ・ ・v玉 ・v飛 ・v角 ・|二 |v歩v歩v歩v歩v歩 ・ ・v歩v歩|三 | ・ ・ ・ ・ ・v歩v歩 ・ ・|四 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五 | ・ ・ ・ ・ 歩 ・ ・ 歩 ・|六 | 歩 歩 歩 歩 ・ 歩 歩 ・ 歩|七 | ・ 角 銀 ・ ・ 銀 ・ 飛 ・|八 | 香 桂 ・ 金 玉 金 ・ 桂 香|九 +---------------------------+ 先手の持駒:なし 手数=8 ▽6二玉 まで |
以上、いずれも飛車先交換不可。▲7九角には△3三角▲2五歩△2二飛で受けられます。以下▲5七角〜▲6八玉〜▲7九玉〜▲8八玉と平美濃返し(右図→)で戦うのもありますが、普通の音無完成形を目指した方が得策でしょう。 | 平美濃返し例後手の持駒:なし 9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v香v桂 ・v金 ・ ・ ・v桂v香|一 | ・v玉v銀 ・v金 ・v銀v飛 ・|二 | ・v歩v歩v歩v歩 ・v角v歩v歩|三 |v歩 ・ ・ ・ ・v歩v歩 ・ ・|四 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 歩 ・|五 | 歩 ・ ・ ・ 歩 ・ ・ ・ ・|六 | ・ 歩 歩 歩 角 歩 歩 ・ 歩|七 | ・ 玉 銀 ・ 金 銀 ・ 飛 ・|八 | 香 桂 ・ 金 ・ ・ ・ 桂 香|九 +---------------------------+ 先手の持駒:なし 手数=24 ▽3二銀 まで |
・飛車先交換できない局面(2)
(a-6)角道止め+角後手の持駒:なし 9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v香v桂v銀v金v玉v金v銀v桂v香|一 | ・ ・ ・ ・ ・v飛 ・ ・ ・|二 |v歩v歩v歩v歩v歩 ・v角v歩v歩|三 | ・ ・ ・ ・ ・v歩v歩 ・ ・|四 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五 | ・ ・ ・ ・ 歩 ・ ・ 歩 ・|六 | 歩 歩 歩 歩 ・ 歩 歩 ・ 歩|七 | ・ 角 銀 ・ ・ 銀 ・ 飛 ・|八 | 香 桂 ・ 金 玉 金 ・ 桂 香|九 +---------------------------+ 先手の持駒:なし 手数=8 ▽3三角 まで |
あらかじめ受けられた場合は、飛車先を伸ばすより▲8六歩から音無完成形を目指した方がいいでしょう。 |
(b)後手番の場合
(未記入)
当然ですが、相手は四間飛車ばかりとは限りません。対四間飛車以外には、音無は使いにくいので、他の戦型にも対応する必要がありますが、自分の苦手な戦型に誘導されては損です。ここでは、序盤の相手の手と、どういう戦型になるかを見ていきましょう |
(a)自分が先手番の場合
◆Rocky-and-Hopperの結論◆ 相掛かり(または横歩取り)、角換わりになりやすいので、研究が必要。 ▲2六歩△3四歩▲4八銀△8四歩の展開は作戦負けしやすいので、▲4八銀を決めず(端歩などを突いて)様子を見る。 相手が純粋振飛車党のときは堂々と▲4八銀でよい。 |
(a-1)▲2六歩 △8四歩 |
||
後手の持駒:なし 9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v香v桂v銀v金v玉v金v銀v桂v香|一 | ・v飛 ・ ・ ・ ・ ・v角 ・|二 |v歩 ・v歩v歩v歩v歩v歩v歩v歩|三 | ・v歩 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|四 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 歩 ・|六 | 歩 歩 歩 歩 歩 歩 歩 ・ 歩|七 | ・ 角 ・ ・ ・ ・ ・ 飛 ・|八 | 香 桂 銀 金 玉 金 銀 桂 香|九 +---------------------------+ 先手の持駒:なし 手数=2 ▽8四歩 まで |
←左図は相掛かりの出だし。音無にはできません。ここから▲2五歩なら相掛かり(先手の権利)、▲7六歩なら横歩取り・角換りになります(どちらを選ぶかは後手の権利)。 相掛かりの手順例:▲2六歩△8四歩▲2五歩△8五歩▲7八金△3二金▲2四歩△同歩▲同飛△2三歩以下、相掛かり腰掛け銀・原始棒銀・ひねり飛車など。いずれも先手の権利。 横歩取りの手順例:▲2六歩△8四歩▲7六歩△3四歩▲2五歩△8五歩▲7八金△3二金▲2四歩△同歩▲同飛△8六歩▲同歩△同飛▲3四飛 なお、▲3四飛のところ▲2六飛としても悪くなるわけではないです。好みの問題。 角換わりの手順例:▲2六歩△8四歩▲7六歩△8五歩▲7七角△3四歩▲8八銀△7七角成▲同銀△3二金など |
相掛かり腰掛け銀の例後手の持駒:歩 9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v香 ・ ・ ・ ・v玉v銀v桂v香|一 | ・ ・ ・ ・v金 ・v金v角 ・|二 | ・ ・v桂 ・v歩v歩 ・v歩 ・|三 |v歩v飛v歩v歩v銀 ・v歩 ・v歩|四 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五 | 歩 ・ 歩 ・ 銀 歩 歩 飛 歩|六 | ・ 歩 ・ 歩 歩 ・ 桂 ・ ・|七 | ・ 角 金 ・ 金 ・ ・ ・ ・|八 | 香 桂 銀 玉 ・ ・ ・ ・ 香|九 +---------------------------+ 先手の持駒:歩 手数=38 ▽7三桂 まで |
(a-2)▲2六歩 △3四歩 ▲4八銀 △8四歩 |
||
後手の持駒:なし 9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v香v桂v銀v金v玉v金v銀v桂v香|一 | ・v飛 ・ ・ ・ ・ ・v角 ・|二 |v歩 ・v歩v歩v歩v歩 ・v歩v歩|三 | ・v歩 ・ ・ ・ ・v歩 ・ ・|四 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 歩 ・|六 | 歩 歩 歩 歩 歩 歩 歩 ・ 歩|七 | ・ 角 ・ ・ ・ 銀 ・ 飛 ・|八 | 香 桂 銀 金 玉 金 ・ 桂 香|九 +---------------------------+ 先手の持駒:なし 手数=4 ▽8四歩 まで |
←左図の場合、かなりの確率で角換りになります。△に横歩を取らせる指し方もあります。 横歩取らせの例:▲2六歩 △3四歩 ▲4八銀 △8四歩 ▲7六歩 △8五歩▲2五歩 △3二金 ▲7八金 △8六歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △7六飛(右図→) 後手に横歩を取らせる形。▲4八銀が入ってる分、通常の横歩取りとは異なってきます。△8五飛中原囲いに似た形で、一手早いので先手指せる?今後の研究課題です。 角換わりの手順例:▲2六歩 △3四歩 ▲4八銀 △8四歩 ▲2五歩 △3三角▲7六歩 △2二銀 ▲3三角成 △同 銀 ▲8八銀 ▲2五歩を早々と決め、しかも棒銀を放棄してるのは、作戦負けとは言えないが先手としてはやや不満? |
横歩取らせの例後手の持駒:歩三 9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v香v桂v銀v金v玉 ・v銀v桂v香|一 | ・ ・ ・ ・ ・ ・v金v角 ・|二 |v歩 ・v歩v歩v歩v歩 ・ ・v歩|三 | ・ ・ ・ ・ ・ ・v歩 飛 ・|四 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五 | ・ ・v飛 ・ ・ ・ ・ ・ ・|六 | 歩 ・ ・ 歩 歩 歩 歩 ・ 歩|七 | ・ 角 金 ・ ・ 銀 ・ ・ ・|八 | 香 桂 銀 ・ 玉 金 ・ 桂 香|九 +---------------------------+ 先手の持駒:歩二 手数=16 ▽7六飛 まで |
(b)自分が後手番のとき
◆Rocky-and-Hopperの結論◆ 音無を目指す場合、後手番での矢倉と角換わりは避けにくいので、あらかじめ方針を決めておくべし。 |
(b-1)▲2六歩 |
||
後手の持駒:なし 9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v香v桂v銀v金v玉v金v銀v桂v香|一 | ・v飛 ・ ・ ・ ・ ・v角 ・|二 |v歩v歩v歩v歩v歩v歩v歩v歩v歩|三 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|四 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 歩 ・|六 | 歩 歩 歩 歩 歩 歩 歩 ・ 歩|七 | ・ 角 ・ ・ ・ ・ ・ 飛 ・|八 | 香 桂 銀 金 玉 金 銀 桂 香|九 +---------------------------+ 先手の持駒:なし 手数=1 ▲2六歩 まで |
←左図は四間飛車の出だしではないので、後手は音無にはできません。 左図以下△8四歩なら相掛かり。 左図以下△3四歩なら後手振飛車、角換わり、ウソ矢倉などに組めます。互いの対応次第では、横歩取りの可能性もあり。 相掛かりの手順例:▲2六歩△8四歩▲2五歩△8五歩▲7八金△3二金▲2四歩△同歩▲同飛△2三歩▲2六飛など 振飛車の手順例:▲2六歩△3四歩▲7六歩△4四歩▲2五歩△3三角▲4八銀△3二銀▲5六歩△4二飛など 角換わりの手順例:▲2六歩△3四歩▲2五歩△3三角▲7六歩△2二銀▲7八金△3二金▲3三角成△同銀(右図→)など ウソ矢倉の手順例:▲2六歩△3四歩▲7六歩△4四歩▲4八銀△4二銀▲5六歩△3二金など |
角換わりの例後手の持駒:角 9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v香v桂v銀v金v玉 ・ ・v桂v香|一 | ・v飛 ・ ・ ・ ・v金 ・ ・|二 |v歩v歩v歩v歩v歩v歩v銀v歩v歩|三 | ・ ・ ・ ・ ・ ・v歩 ・ ・|四 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 歩 ・|五 | ・ ・ 歩 ・ ・ ・ ・ ・ ・|六 | 歩 歩 ・ 歩 歩 歩 歩 ・ 歩|七 | ・ ・ 金 ・ ・ ・ ・ 飛 ・|八 | 香 桂 銀 ・ 玉 金 銀 桂 香|九 +---------------------------+ 先手の持駒:角 手数=10 ▽3三同銀 まで |
(b-2)▲7六歩△8四歩▲6八銀 |
||
後手の持駒:なし 9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v香v桂v銀v金v玉v金v銀v桂v香|一 | ・v飛 ・ ・ ・ ・ ・v角 ・|二 |v歩 ・v歩v歩v歩v歩v歩v歩v歩|三 | ・v歩 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|四 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五 | ・ ・ 歩 ・ ・ ・ ・ ・ ・|六 | 歩 歩 ・ 歩 歩 歩 歩 歩 歩|七 | ・ 角 ・ 銀 ・ ・ ・ 飛 ・|八 | 香 桂 ・ 金 玉 金 銀 桂 香|九 +---------------------------+ 先手の持駒:なし 手数=3 ▲6八銀 まで |
←左図も四間飛車にはまずなりません。矢倉か中飛車が予想されます。どちらも音無を放棄し、角道を開けて戦った方がいいでしょう。 矢倉の手順例:▲7六歩△8四歩▲6八銀△3四歩▲7七銀△6二銀など 中飛車の手順例:▲7六歩△8四歩▲6八銀△3四歩▲6六歩△6二銀▲5六歩△5四歩▲5八飛△8五歩▲7七角△5二金(右図→)など |
中飛車の例後手の持駒:なし 9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v香v桂 ・ ・v玉v金v銀v桂v香|一 | ・v飛 ・v銀v金 ・ ・v角 ・|二 |v歩 ・v歩v歩 ・v歩 ・v歩v歩|三 | ・ ・ ・ ・v歩 ・v歩 ・ ・|四 | ・v歩 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五 | ・ ・ 歩 歩 歩 ・ ・ ・ ・|六 | 歩 歩 角 ・ ・ 歩 歩 歩 歩|七 | ・ ・ ・ 銀 飛 ・ ・ ・ ・|八 | 香 桂 ・ 金 玉 金 銀 桂 香|九 +---------------------------+ 先手の持駒:なし 手数=12 ▽5二金右 まで |
(b-3)▲7六歩△8四歩▲7八金 |
||
後手の持駒:なし 9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v香v桂v銀v金v玉v金v銀v桂v香|一 | ・v飛 ・ ・ ・ ・ ・v角 ・|二 |v歩 ・v歩v歩v歩v歩v歩v歩v歩|三 | ・v歩 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|四 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五 | ・ ・ 歩 ・ ・ ・ ・ ・ ・|六 | 歩 歩 ・ 歩 歩 歩 歩 歩 歩|七 | ・ 角 金 ・ ・ ・ ・ 飛 ・|八 | 香 桂 銀 ・ 玉 金 銀 桂 香|九 +---------------------------+ 先手の持駒:なし 手数=3 ▲6八銀 まで |
近年現れた指し方。矢倉にするか角換わりにするかは、先手の権利です。音無を指す以上、この2つは避けて通れないといってもいいでしょう。△3四歩から横歩取らせを誘っても、横歩取りにするかどうかはやはり先手の権利です。 矢倉の例:▲7六歩△8四歩▲7八金△3二金▲6八銀△3四歩▲6六歩など 角換わりの例:▲7六歩△8四歩▲7八金△3二金▲2六歩△8五歩▲7七角△3四歩▲8八銀△7七角成▲同銀 横歩取らせの例:▲7六歩△8四歩▲7八金△3四歩▲2六歩△3二金▲2五歩△8五歩▲2四歩△同歩▲同飛△8六歩▲同歩△同飛▲3四飛(右図→) |
横歩取らせの例後手の持駒:歩二 9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v香v桂v銀v金v玉 ・v銀v桂v香|一 | ・ ・ ・ ・ ・ ・v金v角 ・|二 |v歩 ・v歩v歩v歩v歩 ・ ・v歩|三 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ 飛 ・ ・|四 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五 | ・v飛 歩 ・ ・ ・ ・ ・ ・|六 | 歩 ・ ・ 歩 歩 歩 歩 ・ 歩|七 | ・ 角 金 ・ ・ ・ ・ ・ ・|八 | 香 桂 銀 ・ 玉 金 銀 桂 香|九 +---------------------------+ 先手の持駒:歩三 手数=15 ▲3四飛 まで |
相手がバリバリの四間飛車党だとしても、いつもいつも簡単に組ませてもらえるとは限りません。特に2回目は相手も対策を考えてくるでしょう。 ここでは音無崩しを研究します。前章では、相手が四間飛車ではない場合の指し方を研究しましたが、本章では四間飛車が音無対策をする場合について考えます。ただし、研究は深入りせず、紹介するだけにとどめます。どちらを持っても成功するかどうかはあなた次第です(笑)。 音無に苦しんでいる人には「こういうのはどう?」という提案を、音無派には「こうやってくる相手もいるから要注意ね♪」という方策を。 |
A.序盤の音無対策 | ||
A-1 飛車の振り戻し後手の持駒:なし 9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v香v桂 ・v金v玉v金 ・v桂v香|一 | ・v飛 ・v銀 ・ ・v銀v角 ・|二 |v歩 ・v歩v歩 ・v歩v歩v歩v歩|三 | ・v歩 ・ ・v歩 ・ ・ ・ ・|四 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五 | ・ ・ 歩 歩 ・ ・ ・ ・ ・|六 | 歩 歩 ・ ・ 歩 歩 歩 歩 歩|七 | ・ 角 銀 飛 ・ ・ ・ ・ ・|八 | 香 桂 ・ 金 玉 金 銀 桂 香|九 +---------------------------+ 先手の持駒:なし 手数=8 ▽3二銀 まで |
一度痛い目に遭えば、左図の時点で時点で音無をやられそうだと気づきます。そこで考えられるのが、手損覚悟で飛車を振り戻すこと。 左図以下 ▲2六歩 △2四歩(悪手) ▲2八飛 △3四歩 ▲2五歩 △同 歩 ▲同 飛 △3三角 で右図。 ここから (1)▲2八飛 △2四歩 ▲3八銀 △2三銀。△も銀冠をめざし、互角の居飛車戦。 (2)▲2四歩 △2二歩。▲は2筋を詰め、駒が入れば2三への打ち込みがあるが、互いに模様取りに苦しみそうな将棋。やや音無不利。 |
後手の持駒:歩 9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v香v桂 ・v金v玉v金 ・v桂v香|一 | ・v飛 ・v銀 ・ ・v銀 ・ ・|二 |v歩 ・v歩v歩 ・v歩v角 ・v歩|三 | ・v歩 ・ ・v歩 ・v歩 ・ ・|四 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 飛 ・|五 | ・ ・ 歩 歩 ・ ・ ・ ・ ・|六 | 歩 歩 ・ ・ 歩 歩 歩 ・ 歩|七 | ・ 角 銀 ・ ・ ・ ・ ・ ・|八 | 香 桂 ・ 金 玉 金 銀 桂 香|九 +---------------------------+ 先手の持駒:歩 手数=16 ▽3三角 まで |
(1)後手の持駒:なし 9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v香v桂 ・v金v玉v金 ・v桂v香|一 | ・v飛 ・v銀 ・ ・ ・ ・ ・|二 |v歩 ・v歩v歩 ・v歩v角v銀v歩|三 | ・v歩 ・ ・v歩 ・v歩v歩 ・|四 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五 | ・ ・ 歩 歩 ・ ・ ・ ・ ・|六 | 歩 歩 ・ ・ 歩 歩 歩 ・ 歩|七 | ・ 角 銀 ・ ・ ・ 銀 飛 ・|八 | 香 桂 ・ 金 玉 金 ・ 桂 香|九 +---------------------------+ 先手の持駒:歩 手数=20 ▽2三銀 まで |
(2)後手の持駒:なし 9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v香v桂 ・v金v玉v金 ・v桂v香|一 | ・v飛 ・v銀 ・ ・v銀v歩 ・|二 |v歩 ・v歩v歩 ・v歩v角 ・v歩|三 | ・v歩 ・ ・v歩 ・v歩 歩 ・|四 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 飛 ・|五 | ・ ・ 歩 歩 ・ ・ ・ ・ ・|六 | 歩 歩 ・ ・ 歩 歩 歩 ・ 歩|七 | ・ 角 銀 ・ ・ ・ ・ ・ ・|八 | 香 桂 ・ 金 玉 金 銀 桂 香|九 +---------------------------+ 先手の持駒:なし 手数=18 ▽2二歩打 まで |
|
後手の持駒:なし 9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v香v桂 ・v金v玉v金 ・v桂v香|一 | ・v飛 ・v銀 ・ ・v銀v角 ・|二 |v歩 ・v歩v歩 ・v歩v歩v歩v歩|三 | ・v歩 ・ ・v歩 ・ ・ ・ ・|四 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五 | ・ ・ 歩 歩 ・ ・ ・ 歩 ・|六 | 歩 歩 ・ ・ 歩 歩 歩 ・ 歩|七 | ・ 角 銀 飛 ・ ・ ・ ・ ・|八 | 香 桂 ・ 金 玉 金 銀 桂 香|九 +---------------------------+ 先手の持駒:なし 手数=9 ▲2六歩 まで |
上の例は、△(音無側)が▲の動きに俊敏に対応せず、漫然と対応したため苦しくなります。▲2六歩(または▲2八飛)の時点で即座に反応し、△3四歩と備えて一局です。 以下穴熊を目指す戦いにはなりませんが、▲が振り戻して居飛車戦なら△3三銀(または△3三角)で、2手得を生かして十分戦えるでしょう。また、振り戻さなければ、▲2六歩は負担になっているので、△3三角〜△4二玉〜△3一玉〜△2二玉 と左平美濃に囲う構想も考えられます。いずれも互角の戦いでしょう。 |
後手の持駒:なし 9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v香v桂 ・v金v玉v金 ・v桂v香|一 | ・v飛 ・v銀 ・ ・v銀v角 ・|二 |v歩 ・v歩v歩 ・v歩 ・v歩v歩|三 | ・v歩 ・ ・v歩 ・v歩 ・ ・|四 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五 | ・ ・ 歩 歩 ・ ・ ・ 歩 ・|六 | 歩 歩 ・ ・ 歩 歩 歩 ・ 歩|七 | ・ 角 銀 飛 ・ ・ ・ ・ ・|八 | 香 桂 ・ 金 玉 金 銀 桂 香|九 +---------------------------+ 先手の持駒:なし 手数=10 ▽3四歩 まで |
A-2 相音無後手の持駒:なし 9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v玉v桂 ・ ・ ・ ・ ・v桂v香|一 |v香v金v金 ・ ・v飛 ・ ・ ・|二 | ・v銀v歩v歩v歩 ・v角v歩v歩|三 |v歩v歩 ・ ・v銀 ・v歩 ・ ・|四 | ・ ・ ・ ・ ・v歩 ・ 歩 ・|五 | 歩 歩 ・ 銀 歩 ・ 歩 ・ ・|六 | ・ 銀 歩 歩 ・ 歩 ・ ・ 歩|七 | 香 金 金 ・ ・ ・ ・ 飛 ・|八 | 玉 桂 角 ・ ・ ・ ・ 桂 香|九 +---------------------------+ 先手の持駒:なし 手数=44 ▽5四銀 まで |
とにかく堅さを互角にします。 別に音もなく囲っているわけではないので、振り穴側は音無とは呼ばないかもしれません(笑)。 実戦で出現したこともないので、相音無に意味があるかどうかも不明ですが、とりあえずご提案。 |
|
A-3 早めの▲6七銀(2003/9/22追記)後手の持駒:なし 9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v香v桂 ・v金v玉v金v銀v桂v香|一 | ・v飛 ・v銀 ・ ・ ・v角 ・|二 |v歩 ・v歩v歩 ・v歩v歩v歩v歩|三 | ・v歩 ・ ・v歩 ・ ・ ・ ・|四 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五 | ・ ・ 歩 歩 ・ ・ ・ ・ ・|六 | 歩 歩 ・ 銀 歩 歩 歩 歩 歩|七 | ・ 角 ・ ・ ・ ・ ・ 飛 ・|八 | 香 桂 ・ 金 玉 金 銀 桂 香|九 +---------------------------+ 先手の持駒:なし 手数=7 ▲6七銀 まで |
飛車をすぐ振らず、左図のように▲6七銀と様子を見られると、△3四歩と突くしかありません。 ▲6七銀に△3ニ銀は、▲6五歩△8五歩▲7七角△3一角▲7八金(左図)で後手は2筋の形がひどく、角交換すると▲2二角がうけづらいです(まさか△3一金とはできません…が、わたしは実戦でやったことがあります(笑))。 このあと角を移動させて玉を2二に入城すれば十分戦えますが、その形を許すかどうかの選択権は振飛車側にあり、作戦勝ちを狙ったはずの音無側としてはあまり面白くないでしょう。わたしもこの形にハマってしまったことが何度かあります(汗)。 ただし、音無と急戦の両刀使いの方ならば、▲6七銀型と早く形を決めるのはむしろ急戦を仕掛けやすくなったとも考えられます。 ※『森下の対振り飛車熱戦譜』(森下卓、毎日コミュニケーションズ、2002年)の114pに載っていたものにわたしが追記しました。 |
後手の持駒:なし 9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v香v桂 ・v金v玉v金v角v桂v香|一 | ・v飛 ・v銀 ・ ・v銀 ・ ・|二 |v歩 ・v歩v歩 ・v歩v歩v歩v歩|三 | ・ ・ ・ ・v歩 ・ ・ ・ ・|四 | ・v歩 ・ 歩 ・ ・ ・ ・ ・|五 | ・ ・ 歩 ・ ・ ・ ・ ・ ・|六 | 歩 歩 角 銀 歩 歩 歩 歩 歩|七 | ・ ・ 金 ・ ・ ・ ・ 飛 ・|八 | 香 桂 ・ ・ 玉 金 銀 桂 香|九 +---------------------------+ 先手の持駒:なし 手数=13 ▲7八金 まで |
トップページ > 音無戦法