打歩に詰みあり


図1
打歩詰め回避法1
味方の攻撃力を強めない。特に飛角歩を不成で使うのが有効。(飛角歩は成って当然だという思いこみがあるので、盲点である)

図2
図1から▲23歩成△11玉だと、▲12歩が打ち歩詰めの禁じ手となり、失敗。


図3
図1から▲23歩不成△11玉▲12歩△同玉▲32龍△11玉▲22歩成まで、見事に打歩詰めを回避して詰め上がった。

図4(74年王座戦▲米長△内藤、実際は先後逆)
打歩詰め回避法2
歩を打ちたいところに敵の駒を呼ぶ。

図5
図4から▲46銀△44玉と進むと、▲45歩が打ち歩詰めとなって困る。


図6
図4から▲78角が妙手。△同馬で敵の馬を45の地点に利かせておいて、▲45歩△同馬▲同銀△同玉▲67角△44玉▲45歩△55玉▲56金まで。