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将棋に勝つ定跡読本 次の一手 |
[総合評価] C 難易度:★★★ 見開き2問 内容:(質)B(量)A レイアウト:A 解答の裏透け:B 解説:C 中級〜有段向き |
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【著 者】 大野源一 | ||||
【出版社】 弘文社 | ||||
発行:1976年 | ISBN: | |||
定価:780円 | 272ページ/18cm |
【本の内容】 | ||||||||||||
・次の一手問題=計260問
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【レビュー】 |
定跡習得系の次の一手問題集。昭和50(1975)年に夕刊フジ紙に「つぎの妙手」として連載されたものを選集。 さまざまな定跡から次の一手問題を出題。振飛車戦・相居飛車戦を問わない(「両居飛車」と言っているのが時代を感じさせる…)。もっとも、本書に出てくる局面は相当古く、現代でお目にかかるものはほとんどない。 また、解説量が少なく、解答の分かれの局面も「???」というものが結構あった。現代とは大局観がずれているものもあり、あまり次の一手問題集としてはオススメできない。特に中盤戦の項はズレ傾向が強い。ただし、逆に「昭和の感覚を取り入れたい」という人にはちょっと面白い一冊となるだろう(って、そんな人いるの?)。 問題数は一冊としてはやや多め。終盤の問題はまずまずの出来なので、損はしないと思う。(2004Aug20) |