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駒の配列/駒の利き道と性能/詰める駒を取る/盤面の符號と棋譜/禁じ手/將棋の術語/實戰の知識 |
20p |
歩三兵の戰法 |
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4p |
裸玉の攻め方(十枚落) |
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3p |
金一つの攻撃法(九枚落) |
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6p |
金二つの攻撃法(八枚落) |
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6p |
金銀三つの攻撃法(七枚落) |
銀が左側にある場合/銀が右側にある場合 |
15p |
六枚落の攻撃法 |
下手方六六角六筋攻撃戰法/居飛車一筋突破法 |
18p |
五枚(片桂)の攻撃法 |
右桂落の場合/左桂落の場合 |
28p |
四枚(兩桂)の攻撃法 |
上手二二銀の場合/上手二二金の場合 |
20p |
三枚落の攻撃法 |
右香落の場合/左香落の場合 |
33p |
二枚落(兩駒落)の攻撃法 |
大阪圍ひ戰法/金多傳組戰法/五五歩留取りの戰法/五五歩不取の戰法 |
65p |
飛香落(一丁半)の攻撃法 |
端飛車崩しの戰法/下手端廻り腰掛銀/角換へ仲住居 |
57p |
飛車落の攻撃法 |
居飛車の戰法/早四間戰法 |
26p |
角落の攻撃法 |
櫓圍ひ戰法/下手方本組定跡の戰法/早仕掛けの戰法 |
30p |
香車落の攻撃法 |
左香落の急所/応用問題/鳥刺しの戰法/上手三二飛廻りの攻撃法(一)/上手三二飛廻りの攻撃法(二)/上手端飛車廻り三四銀の攻撃法 |
76p |
◆内容紹介(a-sakaさんによる解説、thx!)
六枚落から香落までの総合解説書で歩三兵と十枚落から七枚落も簡単ですが載っています。
出版年が昭和12年(写真は昭和16年発行)と古く、漢字にはすべて振り仮名が振ってあり、さらに旧仮名使いのせいか少々読みづらいのが難点です。
この本は他の駒落本には珍しく三枚落が詳しく載っているのが特徴です。
作者曰く、「三枚落の戰法は、どういふ譯か將棋定跡研究家から虐待(原文ママ)されて、普通の定跡書には殆んど扱はれてをりません。」と書かれている所から作者独特の研究の結果詳しく載っているものと思われます。
二枚落は銀多伝ではなく金多伝が紹介されており、金多伝自身名前が知られている割に定跡書にはあまり紹介されていない戦法です。個人的な意見ですが、サバキ好きな人は金多伝のほうが向いているような気がします。また、「大阪圍ひ」は「三歩突切り戦法」のことを指します。
飛香落の「端飛車崩しの戰法」は「1七桂戦法」、「下手端廻り腰掛銀」は「右四間飛車戦法」、「角換へ仲住居」は「おみき指し」を指します。
角落の「下手方本組定跡の戰法」は「三間飛車」、「早仕掛けの戰法」は「急戦中飛車」を指します。
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