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■盤上の風鈴 | < 前 | No.---- | 次 > |
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盤上の風鈴 | |||
【著 者】 高井りょう | ||||
【出版社】 (電子書籍) | ||||
発行:2021年6月 | ISBN:- | |||
定価:380円(10%税込) | ページ/約0.5MB |
【本の内容】 |
◆内容紹介 この作品「盤上の風鈴」を書いたのは、1976年に、史上2人目の中学生棋士となられた谷川浩司4段が、1983年に史上最年少で名人になった頃に書いた小説です。 当時は将棋界に(現時点でもそうですが)女性の「将棋プロ棋士」はまだ居らず、1974年に登場した「女流棋士(日本女子プロ将棋協会)」という制度により、ようやく女性が将棋盤の前に座る女性の姿がテレビでも見られるようになった時代でした。 そして、女流とはいえ「名人位」などもあり、女流プロだけの段位制度もあり、ようやく女性の将棋ファンが増え、「女流アマチュア名人戦」なども登場し、アマチュアの女性棋士も登場したともいえる時代でもありました。 当時、私は様々なジャンルの小説を書いていた時代で、この小説も、その中の一作です。 私も将棋が好きなことから、いち早く女性の将棋世界を取り入れて書いてみた小説ともいえます。(そういう意味では、現在の女流棋士の活躍する世界を、またその裏側を覗いて観た作品と言えなくもありません) あの当時から40年近くなりますが、本物の(失礼)女性のプロ棋士はいまだに誕生はしておりませんが、女性の将棋ファンの増加に伴い、女流棋士の活躍する姿はすさまじいものがあると思います。 本物のプロ棋士誕生も、もうすぐかもしれませんね。 この作品を書いた当時は、まだパソコンが出始めの時代でもあり、せっかく書いた作品も、その保存媒体が時代と共にいつの間にか開けなくなり、長い間、お蔵入りしていた作品でもあるのですよ。 でもどうにか開ける方(業者)も登場したこともあり、ダメもとで開いてみたファイル「作品」でもあるのです。 どんな世界にも、歴史あり・・というのでしょうか。 でも、開けて読めた時は、あの時代に戻り、感動してしまいました。 そんな作品「盤上の風鈴」ですが、こちらのキンドル書籍でぜひとも紹介してみたいという思いから、出版させていただきました。 お楽しみいただけたら嬉しい限りです。 そして、これを機に、この作品に感想などもいただけたら嬉しいです。 また、私のその他の作品にも興味を抱いていただけましたら、そちらもぜひご覧ください。 それでは、またお会いしましょう。 (高井りょう) |
【レビュー】 |
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