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さわやかな詰将棋105 楽しみながら強くなる |
[総合評価] B 難易度:★★★★☆ 見開き1問 内容:(質)A(量)B レイアウト:A 解答の裏透け:B 解説:B 有段者or詰キスト向き |
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【著 者】 岡田敏 【編 者】 週刊将棋 | ||||
【出版社】 毎日コミュニケーションズ | ||||
発行:1994年5月 | ISBN:4-89563-599-6 | |||
定価:951円 | 223ページ/18cm |
【本の内容】 | ||||||||
詰将棋105問
・【コラム】詰将棋と経営学/手品のような詰将棋/詰め心地の良い詰将棋/あぶり出しの世界 |
【レビュー】 |
清涼詰めにこだわった詰将棋作品集。 清涼詰めとは、「詰め上がり時に、攻め方の駒が二枚だけ」になる詰将棋のこと。玉方の駒は何枚あっても構わない。詰め上がりが3枚になる煙詰めは、清涼詰めの一種である。 「詰め上がりが攻め方二枚」ということが大きなヒントになっているが、詰将棋作品集なので問題は結構難しい。作品系の詰将棋独特の手筋がポンポン飛び出すので、短手数問題でも指し将棋派にはちょっとしんどい。目次の「初級」「中級」は詰キストとしての難易度だと思う。ホントの初級者はヤケド間違いなしなのでご注意を。わたしは最初の数問でいきなり挫折し、あとは鑑賞しただけでした(汗)。 攻め方の駒が二枚になるとはいえ玉方の駒はたくさん残るので、個人的にはあまり爽やかな感じはしなかった。ただ、テーマとしては非常に面白いと思う。(2004Jun15) |