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■矢倉5三銀右急戦

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矢倉5三銀右急戦
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最強将棋21
矢倉5三銀右急戦
 

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【著 者】 村山慈明
【出版社】 浅川書房
発行:2014年12月 ISBN:978-4-86137-043-4
定価:1,620円 318ページ/19cm


【本の内容】
プロローグ
第1章 △2二角からの攻防(1989→1999)
第2章 △7三角からの攻防(1992→2004)
第3章 ▲4六角からの攻防(1993→2006)
第4章 衝撃のW新手   (2008)
第5章 渡辺新手のその後 (2009→2014)
第6章 さまざまな対策  (1992→2014)

・【コラム】8筋の突き捨てと羽生・森下論争
・対局ファイルと年譜

◆内容紹介
矢倉5三銀右急戦は不思議な戦法です。「急戦」と言いながら持久戦になることもあれば、「矢倉」でありながら石田流のように軽く指すこともあります。

矢倉5三銀右急戦は1990年代の前半から盛んに指されている作戦です。優に20年以上に及ぶ歴史は、4六銀・3七桂型と同じかそれ以上と言えるかもしれません。

しかもこの戦法は大勝負と縁が深く、90年代の七冠フィーバー、2008年の初代永世竜王対決など、「ここ一番」という大勝負で採用されてきました。近年の竜王戦や名人戦でもたびたび登場し、信じられないような展開となっています。

これほどの大型戦法であるにもかかわらず、これまでまとまった定跡書が刊行されていませんでした。この大きな空白を埋める本が誕生しました。

目次をご覧いただけばわかりますように、黎明期から最新形まで、この戦法の定跡の流れをていねいにたどっていきます。この戦法は何度かカベにぶつかって行き詰まり、その度に大きなブレイクスルーがあって進化を遂げてきました。そこで繰り広げられる盤上のドラマ、人間ドラマは感動的です。重要な将棋はもちろん、タイトル戦で登場した将棋はほぼ取り上げましたので、大河ロマンを読むような妙味があります。

巻末には「対局ファイルと年譜」(8頁)を設け、年表形式と一言解説で、この戦型の歴史がよくわかるように工夫しました。


【レビュー】
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【関連書籍】

[ジャンル] 
矢倉
[シリーズ] 
最強将棋21
[著者] 
村山慈明
[発行年] 
2014年

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