<< 直前のページへ戻る |
|
■図式全集 将棋図巧 | < 前 | No.---- | 次 > |
zoom |
図式全集 将棋図巧 | |||
【著 者】 谷川浩司/解説 | ||||
【出版社】 マイナビ出版 | ||||
発行:2020年6月 | ISBN:978-4-8399-7348-3 | |||
定価:5,280円(10%税込) | 432ページ/21cm/箱入り上製本 |
【本の内容】 |
作品の部 解説の部 解題 ◆内容紹介 谷川浩司九段が贈る古典詰将棋の図式全集シリーズ第2弾は『将棋図巧』! 『将棋図巧』は贈名人・伊藤看寿が幕府に献上した傑作集であり、詰将棋という枠を超えて江戸時代の文化的達成のひとつとみなす声さえあります。 盤面に玉が一枚だけの「裸玉」、39枚の駒が手順を進めるうちに消えていく「煙詰」、そして611手詰の大作「寿」……。いずれもその後200年にわたって比肩する作品は登場せず、看寿の構想と創作力がいかに超越的なものであったかを物語っています。 しかし、『将棋図巧』の素晴らしさはそうした技術的なものにとどまらない感性の部分にこそあります。看寿の作風は華麗かつ優雅。ひとつひとつの駒さばき、配置の機能美、そして序から収束まで全部の駒を輝かせる構成の妙。それまでにない詰将棋を作ったというだけにとどまらず、人の心を動かす作品を作り上げることで、看寿は詰将棋を芸術にまで高めました。 内藤國雄九段が『将棋図巧』の第1番に心を動かされて将棋の道に進むことを決めたというのは有名な話。人生を変えるかもしれない詰将棋に出会ってみませんか? 谷川九段の解説は本書でも丁寧かつ明快。豊富な図面も理解を助けます。『将棋図巧』という名前は聞いたことがあるけれど、敷居が高く感じている、という方にこそ読んでいただきたい一冊です。 |
【レビュー】 |
(まだありません) |