第1章 |
矢倉▲3七銀まで |
第1節 ▲7七銀と早囲い
第2節 △5三銀右急戦・消えた△2二角型
第3節 ▲3七銀に△4三金右
第4節 ▲3七銀に△8五歩 |
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第2章 |
▲4六銀をめぐる攻防 |
第1節 旧△2二玉型
第2節 △3一玉・8五歩型
第3節 △3一玉・5三銀型
第4節 新△2二玉型 |
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第3章 |
これからの▲4六銀 |
第1節 宮田新手以前
第2節 宮田新手
第3節 Ponanza新手と最新の▲1四歩 |
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◆内容紹介
相矢倉の歴史は古く、江戸時代にさかのぼる。互いに玉を堅く囲い合い、全ての駒を使って堂々とぶつかり合う相矢倉戦は、昔から人気があり、今も日進月歩の進化を続けている。そして現在、相矢倉戦においてプロ間で最もよく指されているのは、▲3七銀戦法である。
本書は「▲3七銀以前」、「現在の▲3七銀」、「これからの▲3七銀」という3つの視点で矢倉定跡をまとめたもの。具体的には、現時点の矢倉定跡の結論に限らず、矢倉の歴史、最先端の研究手順、課題局面に対する見解にまで言及している。▲3七銀戦法を知る上で欠かせない基礎知識から、矢倉の未来の扉までを、著者の畠山鎮七段が熱を込めて解説している。矢倉の奥深さや自由な広がりを感じ取っていただきたい。
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