第一部 |
「原点と習作」 |
16局 |
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第二部 |
「禁じられた遊び」 |
62局 |
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解説の部 |
第一部「原点と習作」(第1〜16番)
第二部「禁じられた遊び」
第一章 第一期短篇(第1〜5番)
第二章 初期中篇その一(第6〜12番)
第三章 初期中篇その二(第13〜20番)
第四章 天の恵み(第21〜22番)
第五章 組み合わせ趣向(第23〜26番)
第六章 反省と模索(第27番〜29番)
第七章 第一期後半の趣向作(第30〜34番)
第八章 外力(第35〜36番)
第九章 第一期末の構想作(第37〜41番)
第十章 第一期補遺(第42〜44番)
第十一章 第二期、そして作風の変化(第45〜48番)
第十二章 フォルムの制御(第49〜53番)
第十三章 第二期の構想作(第54〜55番)
第十四章 第二期の終わり(第56〜57番)
第十五章 第三期(第58〜62番)
第十六章 終わりに |
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◆内容紹介
本書は、塚田賞や詰将棋パラダイスの半期賞を数多く受賞した巨匠、巨椋鴻之介が、その人生をかけて完成させた詰将棋作品集です。中長編の詰将棋が中心の作品集ですが、単に難解な問題を並べたものではありません。解いたときの快感を意識して数々の趣向に挑戦してあるので、解後感のよさが特有のものになっています。
また大きな特長として、本書は一人の詰将棋作家の自伝になっています。決して傑出した才能の持ち主ではないと自覚する著者が、試行錯誤を繰り返しながら成長していく様が記されていて、その道程が詰将棋ファンにとっては興味深く、楽しめる内容になっています。
ぜひ本書の作品を並べて構想の妙と美しい手順を味わい、詰将棋の素晴らしさに触れてみてください。
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