超初心詰将棋 | [総合評価] B 難易度: ★★ 見開き2問 内容:(質)A(量)A 解説:A 初級〜向き |
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【著 者】 丸田祐三 | ||||
【出版社】 日本将棋連盟 | ||||
発行:1976年9月 | 2076-10903-5892 | |||
定価:720円 | 190ページ/20cm/H.C. |
【本の内容】 | |||||||||
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【レビュー】 |
短手数詰将棋問題集。3〜7手で、メインは7手詰である(超初心者に7手詰は解けるのか…?)。この本の直前にトライした『初級詰将棋手帖』と比べると、やや変化が多い問題がそろっている。 ヒントは一行程度の淡白なものであるが、解説はかなり詳しい。変化同手数もしっかり「正解です」と言ってくれるのが初心者に優しいところ(わたしは初心者のころ、自分の追った変化同手数の筋が解説に書かれててなかったのがひどく不安だった)。なお、解説部には図面はないが、特に気にならなかった。 自序(前書き)に「実戦型を多くし」とあるが、それほど多いわけではない。桂か香のどちらかが初期配置にあるものを数えたところ、77問(43%)だった。その中でも歩の位置などが不自然なものもあるので、あまり実戦型問題集とはいえない。 「七手詰めをスラスラ解くようですと、もう有段の実力があるといえましょう。」(58p)初心・初級の人は、まずは7手詰めがだいたい解けることを目標にがんばってみてはいかが?(2003Jun21) |