◆将棋金言集 将棋事始め 昔は酔象をそえて指す 歩のない将棋は負け将棋 王者交替二〇年説 一歩千金 二歩を打つのも読みのうち 本能寺すてっぺんから王手と来 桂馬の高とび歩のえじき 将棋の駒の返り恩 三桂あって詰まぬことなし 銀が泣いている 向飛車なら坂田流 詰むや詰まざるや 宗桂は梯子のやうな弟子をとり 新手一生 桂は不成に好手あり へぼ将棋 王より飛車を可愛がり 飛車の捨てどころ大事なり 范増は飛車王手を掛けたがり 王手をするな いろは記号は御家流 副将に金がなくって露顕也 絵の中の将棋盤 歩ひとつに二人三人立ちさわぎ 桂は控えて打て 宗桂に負けたはなしも手柄也 遠見の角に好手あり 金を生かして使う名人芸 十字飛車で大さばき 美濃囲いにも泣きどころあり 紺がすりの哀歌 下手は玉を持つが礼儀 碁敵はあれども 玉の早逃げ八手の得 女流は花ざかり 親の死に目にもあえず 入玉は前九年ほど手間がとれ 錦旗駒後日譚 番太郎駒 寄せは駒得よりも速度 所沢のとう吉も王手にゃ逃げる 石田流にも新旧があり きき納め琴をと王の一手すき 二枚飛車に追われた夢を見る 椎の木のかげに待駒はって置き 龍は自陣の守りに役だてよ 必死で勝とう 駒はツゲに限るべし 目のわるい人でも記号で指せる つるし桂に威力あり 歩詰めに詰みあり 大道詰将棋 太閤将棋 歩三兵にてなぶられる 玉は包むように寄せよ 駒割制から総平手制へ 持時間が無制限の時代 大長考の記録 質駒も持ち駒のうち 開戦は歩の突き捨てから と金のおそはや 今日は下段から打て 受けつぶしの妙技 必死のがれの必死 ハメ手にご用心 都詰めになろうとも 雪隠詰め 盤のへそはくちなし型 両取り逃げるべからず 名人・上手という 魚つりの歩 寄せは俗手で 縁起をかつぐ フンドシを売ったはなし 一手早く受けるのがコツ 受け駒を考えよ 高飛車で負けを引き出す 好手・妙手・絶妙手・鬼手 馬は自陣に使え 銀は不成に好手あり 金はナナメに誘え 将棋の殿様 将軍家治の詰将棋 端の歩みだりに突くべからず 千日手の今昔 プロに天才はいない 江戸時代の免状 離れ駒に手あり 金底の歩は岩より堅い 大小月をあぶり出し 御城将棋の定義 敵の打ちたいところへ打て 「待った」をした時代 振り駒で先後を決める 賭け将棋の禁 中飛車は王のあたまへ尻をのせ 古きをたずねて新しきを知る プロの好手とは 将棋界は長寿の世界 将棋は歩から おちゃっぴい挾み将棋が達者なり